
マーベル・スタジオの最新作であるオリジナルドラマシリーズ「ミズ・マーベル」が、7月13日(水)に最終回を迎える。このほど主人公の女子高校生、カマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)の友人・ナキア(ヤスミン・フレッチャー)の日本語吹き替え版声優を務めるファイルーズあいにインタビューを実施。演じるナキアの魅力や、自身のターニングポイントについて聞いた。
同作は、マーベル・スタジオが製作し、「アイアンマン」「インクレディブル・ハルク」「マイティ・ソー」などヒーローの活躍を描くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの新作。最新話は毎週水曜昼4時、ディズニープラス独占配信となる。
主人公はMCUの真骨頂ともいえる、人類の危機に立ち向かうためヒーローたちが集結した究極のチーム“アベンジャーズ”オタクの女子高校生・カマラ。アベンジャーズの中でもキャプテン・マーベルに憧れる彼女がある日突然、強大な力を手に入れ、ヒーローとして覚醒していく。
日本語吹き替えでは、カマラの声を松岡美里が担当。そしてカマラの親友・ブルーノを新祐樹、ナキアをファイルーズ、カマラの1歳上の転校生・カムランを増田俊樹が務める。
ナキアの“強さ”を尊敬
――今作で演じるナキアの魅力と、共感するポイントなどがあれば教えてください。
ナキアは年齢に対してとても大人びた言動をする子ですが、ふとした瞬間に見せる年相応な姿がとてもキュートで大好きです!
私もティーンエイジャーの頃は周りと比べて悩むこともありましたが、ナキアは悩むのではなく個性として受け入れて、なおかつ新しい時代を切り開いていこうとする強さがあって、とても尊敬しています。
――演じる上で特に苦労したシーン、セリフはありますか?
とても大人びているキャラクターですが、あくまで高校生なので、大人っぽくなり過ぎないように、その塩梅が難しかったです。
――これまでの人生で憧れたヒーローはいますか?
います!漫画のキャラクターから得た憧れと勇気で、道を切り開いてきました。
――もしもヒーローのようなスーパーパワーが手に入るとしたら、どんな力が欲しいですか?
人の心を操れる能力が欲しいです。
ターニングポイントは漫画のヒーローとの出会い
――作品にちなんで、ファイルーズさん自身のターニングポイントは?
大好きな漫画のヒーローに出会えたことです!一歩踏み出す勇気をもらえたおかげで、強くなれました!
――演じるキャラの注目ポイントを含め、読者の方にメッセージをお願いします。
カマラとナキアは親友同士ですが、カマラがどう自分の秘密と向き合っていくのか、そしてナキアはその秘密をどう受け止めるのか…。
思春期の女の子特有の複雑な感情の変化を、松岡さんと一緒に演技で表現しました。目が離せない展開の連続です!お楽しみに!
◆文=ブルータス海田

ヴィレッジブックス
発売日: 2017/09/28