唐沢寿明、窪田正孝とのドライブデートは自慢の“愛車”で!?

2017/05/17 12:05 配信

映画

唐沢寿明の愛車「トヨタ2000GT」を使って撮影されたシーン(C)2017映画「ラストコップ」製作委員会

現在大ヒット公開中の「ラストコップ THE MOVIE」で、主人公の昭和デカ・京極浩介を演じた唐沢寿明の“私物”「トヨタ2000GT」が劇中に登場していることが分かった。

本作は、現代の常識も世間の空気も全て無視した時代錯誤な昭和デカ・京極浩介(唐沢)と、現代っ子の平成刑事・望月亮太(窪田正孝)が絶妙なボケとツッコミを見せながら、豪快かつ破天荒な捜査で事件を解決するアクションコメディー。

唐沢と窪田の息の合ったコンビに加え、佐々木希黒川智花藤木直人小日向文世和久井映見竹内涼真桜井日奈子武田玲奈伊藤沙莉ら連続ドラマでもおなじみの豪華キャストが出演している。Hulu配信での大ヒット、地上波連ドラ放映を経て、その爽快なまでにハチャメチャな世界がパワーアップして、スクリーンに登場した。

今回映画版で描かれるのは、最新鋭の人工知能が引き起こす“人類滅亡の危機”といういまだかつてない大事件だ。

さらに、これまで幾多のピンチを乗り切ってきた京極の不死身のパワーが、ついに限界に? 自らの死を覚悟しながら「最後まで目に焼き付けてほしい」と語る京極の生きざまに、唯一無二のバディである亮太は、これまで京極に教わった全てを持って答えようと奔走する…。

そんな、ドラマシリーズを超えてさらにパワーアップした物語が描かれる本作では、唐沢の私物「トヨタ2000GT」が劇中シーンに登場している。

トヨタ2000GTといえば、生産台数はわずか300台余りと言われ、映画「007」シリーズにも登場するなど、世界的に人気を誇る名車として知られている代物。今もなお多くのファンを抱えており、ファンたちの間では「幻の名車」「日本唯一のスーパーカー」などと称され、オークションに出品された際には億を超えることもある人気車として有名だ。

そんな幻の名車を使用して撮影されたシーンは、京極が突然、亮太を“ドライブデート”に連れ出す場面だ。連れ出した先は、古めかしい雰囲気が漂う由緒ある神社。

横浜署内が最新鋭の人工知能の登場に湧く中、京極は亮太に「あの車や神社みたいに…長い時間をしっかりと刻み続けている物もある」と語りかける。30年もの長い間昏睡状態に陥り、時が止まってしまっていた京極が放つせりふだからこそ、静かに胸打つようなシーンに仕上がっている。

トヨタ2000GT独特の、丸みを帯びたその美しいフォルムや、レトロな雰囲気が感じられる名車の存在感に、車好きはもちろん、目にした全ての人の心を一瞬にして奪ってしまうこと間違いなさそうだ。

そんな唐沢の“車愛”も伝わり、そして時折ジーンとくるような、いろいろな意味で超貴重なドライブシーンにも注目が集まる。