松坂慶子、ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」で主演 “ムショ活”に励む天涯孤独な70代役
松坂慶子が、2022年10月にスタートする土曜ドラマ「一橋桐子の犯罪日記」(毎週土曜夜10:00-10:50、NHK総合)にて主演を務めることが明らかになった。
同作は、原田ひ香氏による原作小説を元に「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(2021年、NHK総合)の脚本家・ふじきみつ彦氏が描くドラマ。
松坂演じる主人公・一橋桐子(ひとつばし・きりこ)は、年金とバイト暮らしの生活も楽ではない中、唯一の希望であった親友が病で亡くなり、悲しみの淵に立つ。そんな時にテレビで見た、ある逮捕者の「楽になるため刑務所に入りたかった」という供述に心奪われた桐子は、終の住みかを“刑務所”へと設定。「できるだけ人に迷惑をかけずに捕まる道」を模索し始める。
一見身につまされる高齢者犯罪の物語ではありながら、“ムショ活”に真剣に取り組むうちに新たな発見や出会いを得て、皮肉にも主人公の生活は生き生きと変化していく。高齢者の孤独や、生活の厳しさを背景としながら、同時に“人生の生きがいとは何か”、“人と人との結びつきの大切さ”を浮き彫りにする。
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