マーベル・スタジオの最新作であるオリジナルドラマシリーズ「ミズ・マーベル」の最終回となる第6話が7月13日に配信された。MCU作品の新しいスーパーヒーローとして目覚めた主人公。本国アメリカでは配信スタート直後にチェックしたファンから大興奮のツイートが相次ぎ、トレンド1位を獲得。有終の美を飾った。(以下、ネタバレがあります)
女子高生ヒーロー誕生の物語が完結
同作は、マーベル・スタジオが製作。「アイアンマン」「インクレディブル・ハルク」「マイティ・ソー」などヒーローの活躍を描くMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの新作でディズニープラス独占配信。
主人公は、そのMCUの真骨頂ともいえる、人類の危機に立ち向かうためヒーローたちが集結した究極のチーム“アベンジャーズ”オタクの女子高校生、カマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)。アベンジャーズのなかでもキャプテン・マーベルに憧れる彼女がある日突然、強大な力を手に入れ、ヒーローとして覚醒していく。
日本語吹き替えでは、カマラの声を松岡美里が担当。そのほかカマラの親友・ブルーノを新祐樹、ナキアをファイルーズあい、カマラの1歳上の転校生・カムランを増田俊樹、第4話から登場した秘密組織のメンバー・カリームを岡本信彦が務める。
第6話は、パキスタンからアメリカに戻ったカマラが、ダメージ・コントロール局に追われるカムランと彼を助けているブルーノのために奮闘する展開に。そのなかで、真の“ヒーロー”に目覚める様子が描かれた。
痛快！ティーンらしい奮闘ぶり
母が作ってくれたヒーローのコスチュームに身を包んだカマラは、ブルーノたちと学校に逃げ込んだ。そこでナキアと第1話でカマラが初めてヌール(光)の力で助けたゾーイ、そしてカマラの兄・アーミルも合流した。
カマラはパキスタンにいるカリームに連絡を取り、カムランを逃がすための手はずを整えてもらった港へ送り出すことに。ダメージ・コントロール局の包囲から脱出するための策を練った。
机とイスでバリケードを作り、ロッカーにあった高校のパーカーをお揃いで着て目くらましをし、たくさんのソフトボールを転がしたり、理科室ではカマラとブルーノが薬品を調合してムクムクと白い物体が出来上がったりと、ダメージ・コントロール局の職員たちをかく乱する作戦は実に痛快だった。
ヴィレッジブックス
発売日： 2017/09/28
