市民に愛されるヒーロー“ミズ・マーベル”
カムランはヌールの力を授けてくれた母が亡くなったことを知ったショックもあってヌールを暴走させてしまい、ダメージ・コントロール局に射撃されるが、カマラがヌールで盾を作るなどして防いだ。さらに、カムランによって吹き飛ばされた車両がゾーイのSNSでの呼びかけで集まっていた市民たちのほうに向かったとき、巨大化したカマラが守った。
そうして市民に愛されるスーパーヒーローとなったカマラに、父は“カマラ”という名前がアラビア語で「完璧」という意味で、ウルドゥー語では「ワンダー(奇跡)」や「マーベル(感嘆、驚くべき)」であると教えた。「生まれた日から私たちの“ミズ・マーベル”だよ」との言葉に、それまでナイトライト、ライトガールと呼ばれてしっくりこなかったカマラはほほ笑んだ。
日本のファンからも「MCUドラマだと群を抜いてオリジンとしてのストーリーが完璧すぎる」「完璧な最終回」「最終話が完璧で泣いちゃったな」と、ミズ・マーベルの由来である“完璧”を使った感想のほか、「ポストコロナの『今』を生きるZ世代の青春とムスリムやパキスタン系アメリカ人の文化や葛藤の描き方がお見事&大満足」「市民に愛されたヒーローって感じがして初代のスパイダーマンを思い出した!!」といった声が寄せられている。
ヴィレッジブックス
発売日: 2017/09/28