今までに見たことのない“強過ぎる”プリンセスが主人公のオリジナルムービー「ザ・プリンセス」。同作は、かわいらしく凛とした王女(ジョーイ・キング)が、国王の座を奪おうとするジュリウス(ドミニク・クーパー)から家族と王国を守るために戦うストーリーで、おとぎの世界が舞台でありながら、王女の圧倒的強さは本格アクションや格闘モノ好きの映画ファンをも魅了するファンタジー・バトルムービーになっている。(以下、ネタバレが含まれます)
7月15日にディズニープラスの「スター」で独占配信された本作を視聴し、まず「ザ・プリンセス」のタイトルに、ある意味で裏切られた。キービジュアルで見る王女(ジョーイ)の表情は確かにカメラをにらむような怒った表情であり、1m近くはありそうな大きく物騒な剣を持ってはいたが、ここまで強い女性であるとは…。
とにかく、強い。「国を守る」という王女の精神的強さはもちろんのこと、彼女の身体的能力の強さに、冒頭から度肝を抜かれるだろう。勇敢なプリンセスや、自分の置かれた環境を覆そうとするお姫様の話はこれまでも見たことがあるが、今回の王女のように暴れ回って大男を斬り倒して戦う姿は新鮮である。
王女は塔のてっぺんにある部屋に監禁されていた。国王の座を奪い、全ての村人を自分の支配下に置こうと企むジュリウスに結婚を申し込まれるも、それを拒否したからだ。プライドを踏みにじられたジュリウスは、王家にも攻撃を仕掛け、王女への恨みも募らせていく。しかし、王女は閉じ込められた部屋を抜け出し、屈強な監視の兵士たちをなぎ倒していくというあらすじだ。
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