落語家・春風亭昇太が、NHK+BS民放5社共同キャンペーン「新4K8K(BS)衛星放送で見ようよ!真夏のリレー1週間」のナビゲーターを2021年末に続いて再び務めることになり、7月19日に都内で行われた「夏だ!テレビだ!衛星放送だ!」A-PUB記者発表会に登壇した。
キャンペーン「真夏のリレー1週間」の番組ラインナップは、25日(月)夜6時から「Earth Walker」(BSフジ4K)、26日(火)夜6時54分から「日本の乗れない鉄道に乗ってみた!」(BSテレ東4K)、27日(水)夜9時から「美しい日本に出会う旅 夏 祇園祭の京都へ 2時間SP!」(BS-TBS4K)、28日(木)夜7時から「春夏秋冬…京都物語 千年の京都で禅を探す旅」(BS日テレK4)、29日(金)夜8時から「ワールドプロレスリングリターンズ4K2時間スペシャル」(BS朝日4K)、30日(土)夜6時から「美の壺スペシャル 昭和レトロ」(NHK BS4K)、31日(日)夜7時から「国宝へようこそ 霧島神宮」(NHK BS8K)。
昇太は「我々の業界では『裏がかえる』と言うんですけど、1回目は運みたいなものもありますけれど、『次も』というのは前が良かったからなんでしょう(笑)。それはすごく光栄なことですし、NHKさんから民放5局までいっぺんに出られる人ってなかなかいませんよね。ありがたいです」と続投を喜んだ。
また、「長く続いているコロナ禍で、表に出たり、友達とワーっと騒いだり、旅行とかもなかなかできないじゃないですか。そんな時に、自宅にいながらにして素晴らしい映像と立体感のある音が楽しめるんです。本当にその場に行ったような気持ちになれて、普通の旅行では見られない角度から景色とかも楽しめるのが一番の魅力だと思います」とアピールし、番組の一つ一つを詳しく紹介。
「僕は、子どもの頃に初めて家庭にテレビが入ってきた日のことを覚えているんです。それぐらい衝撃的なことでした。今62歳ですけど、年を経て、テレビの技術がどんどん上がっているのを実感しています。いい時代に生きているなと思います」とテレビに対する思いを語った。
ほか、2021年末のキャンペーン時にテレビの調子がおかしいと言っていたが、4Kのテレビを購入したと明かした。
「テレビの画面のど真ん中に緑色の細い線がずっと走っていたんです。『これじゃいかん!』と思って買いました。65型、大きいです! 緑の線がないって素晴らしいです(笑)。電気屋さんに新しいテレビを持ってきてもらってつけた時に『おぉ!』って声が出ました。やっぱり違うんですよね。奥行きがあって、全く違うものに感じました。お城が好きなんですが、最近お城の番組が増えたのでそれを見ています。清水市出身なので(Jリーグの)清水エスパルスのサポーターなんですけど、4K映像で見るスポーツはものすごく臨場感があってすごく楽しいです」と、テレビを買い替えたことでよりテレビ生活が楽しくなったと笑顔。
最後は、「『4K8K』とかけて、『夏休みにどこにも連れてってもらっていない子どもの絵日記』とかけます。その心は『行ってないけど行った気になれます』」という謎かけで締めくくった。
◆取材・文=田中隆信