生駒里奈、“あたりまえじゃない”から努力を怠らない、仕事への向き合い方明かす「みんなもきっとそうだと思う」<OTHELLO>
“グループあるある”で盛り上がる
――共演者の皆さんの印象をお聞かせください。
須賀健太さんは、大先輩なので、最初は緊張していたのですが、すごくフランクな方でした。私と1歳しか変わらないのですが、全体を引っ張って、私が出来ない部分を補ってくださって、本当に尊敬しています。
村瀬紗英さんは、とてもかわいくてすごく明るい子です。あと、NMB48としてのデビューが少し先なのでグループとしては先輩で、年齢は私が一つお姉ちゃんという関係性もあって、“グループあるある”を話したりして、だんだん距離が縮まってきてうれしいです。
窪塚愛流くんは、“スタイルお化け”です。すごく身長が高くて、すごくかっこいいけど、まだ18歳であどけなくて、みんなで“坊ちゃん”“赤ちゃん”と呼んでかわいがっています。すごくやる気に満ち溢れている子なので、そのやる気にお姉さんたちは引っ張られて頑張っています。
あとは、ソファに座ったときに足が長すぎて、太ももが浮いて下に空間ができていて、「サンジかよ!」って(笑)。そういう絡みにも付き合ってくれる優しい子です。
織田梨沙ちゃんは、ライバル役で、劇中で二人で同じダンスをするシーンがあるんです。梨沙ちゃんはずっとクラシックバレエを習っていて、私もダンスを始めたきっかけがジャズなので、二人で「こういう動きをしたらいいね」と話し合っています。撮影前の振付からお会いしたので、他の共演者さんより先に仲良くなりました。
役のときはすごく怖い顔をするのに、オフではすごくハッピーな子なので、場を和ませてくれます。あと、すっごく綺麗な顔をしていて毎回見とれています。
橋本じゅんさんは、大先輩ですし、作品のことについても「ここはこういう気持ちで話してるよね?」と台本を確認して、全体をまとめてくださります。お芝居を見ていてもすごく面白いです。
個人的に、橋本さんは「仮面ライダーリバイス」に出られていて、いち視聴者として見ているので、共演できてうれしいです。「仮面ライダー」では、すごく悪い敵役で出ていてそれもすごくいいのですが、「OTHELLO」での役もすてきです。
――印象に残っている演出や、注目してほしいシーンがあれば教えてください。
個人的に好きなのは、竹村(村瀬)と有坂(窪塚)のとってもかわいいカップルです。お芝居していても和むし、「あぁ、この二人かわいいな」と思える、この作品の“ほっこり部分”を担っていると思います。
上下関係や、横のつながりがある中で、どういうふうな人生が描かれているのかにも注目してほしいです。また、撮っている中にいるので、あまり実感はないですが、お化けのシーンは結構怖いのかなと思っています。