「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)をはじめ、ヒット作によって次々とエンターテインメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオの新ドラマシリーズ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」より、最新予告編が解禁。正義感溢れる弁護士ジェニファー・ウォルターズ(シー・ハルク)と、“ヒーロースイッチ完全オフ”なブルース・バナー(ハルク)がユーモアあふれるやりとりを展開する映像が公開された。
主人公は“超人専門弁護士”
同作の主人公は、ヒーローやヴィランたちを相手に弁護をする“超人専門弁護士”としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。彼女はある事故をきっかけに、突然ハルクのパワーを手にしてしまい、“アベンジャーズ最強の力”のせいでさまざまな騒動に巻き込まれていくこととなる。
このほど解禁された予告編では、ハルクが“怒りのコントロール法”を教えるため、寝ているジェニファーを無理やり起こしてプチ喧嘩をするなど、ユーモアたっぷりな訓練の一端が描かれる。
「君はこれから何年もかかる旅に出る」と、“ヒーロー”を教えたいハルクと、嫌々取り組んでいるのに「どの技も完璧でしょ」と見事に習得していくジェニファー。全てを完璧にこなしてしまう彼女に、「法の世界に戻りたいなら、尊重するよ」と、いじけた様子を見せる“日常系ハルク”のかわいらしい一面も描かれている。
ジェニファーは、スーパーパワーを持つものの「ただ普通に仕事と恋を楽しみたい」という思いを抱き、シー・ハルクとして弁護士事務所の顔となり、ヒーローやヴィランを弁護する“超人専門弁護士”として働くことに。
MCUでもおなじみの魔術師ウォンも!
そんな彼女の前に、いまや「アベンジャーズ」の中心人物になりつつある魔術師・ウォンや、ハルクのかつての宿敵・アボミネーションなど、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でもおなじみのキャラクターたちが続々と登場する。
そして「世界は滅亡に追いやられている」と、深刻な顔で警鐘を鳴らすウォンが、「私は弁護士、アメリカの法律書に従う」とジェニファーから一蹴される、ユーモラスな場面も描かれる。
「私はヒーローじゃない」「普通の弁護士になりたい」と葛藤し、全く乗り気ではないのに、着々と人気者になっていくシー・ハルク。彼女の活躍を目にし、ハルクは「君に嫉妬しているのかも」と、人々から恐れられていたかつての自分と重ね合わせ複雑な表情を見せる。
さらに、今回解禁された新ビジュアルからは、アベンジャーズ最強のハルクの力を持ちながらも、弁護士として働き続けるジェニファーのユニークなキャラクター性が見て取れ、MCUのどのキャラクターとも違う、新たなヒーローの誕生を予感させる。
同ドラマは全9話。8月17日(水)昼4時よりディズニー公式動画配信サービス・ディズニープラス独占で日米同時配信開始される。
ジェネオン・ユニバーサル