吉沢亮のコメント
命とどう向き合うか。人の死から何を学ぶのか。そんなシンプルでありとても深い、普遍的なテーマになんの小細工もなく真っ正面から向き合う作品になると思います。人の命を救うのは神様でもスーパーマンでもない。救う側の人間としての未熟さ、葛藤などを丁寧に描ければ。
個人的に子どもの頃から、“野球と言えばイチロー”、“ドラマと言えば月9”ってくらいおなじみ感があるものだと勝手に思っていましたので、その主演をやらせていただけるっていうのはもう。ありがとうございます。よろしくお願いします
金城綾香プロデューサー(フジテレビドラマ・映画制作センター)のコメント
“PICUをドラマにしてみてはどうか”と、2018年に「グッド・ドクター」で医療監修を担当してくださった杏林大学病院の浮山先生からお声掛けいただいたことが、本作のきっかけでした。私自身不勉強でPICUという存在を知りませんでしたし、お話を伺えば伺うほど、ドラマとして描きたいという思いが強くなっていきました。
そして、その仕事に新鮮な気持ちで取り組んでいく若き医師は、吉沢亮さんに演じていただきたいと強く思いました。吉沢さんのまなざしは力強く、そしてこらえるような繊細なお芝居は稀有(けう)なものだと思います。本作において、主人公を演じていただけるのは吉沢さんをおいて他にいないと思いましたし、制作陣は吉沢さんをイメージして志子田武四郎を作り上げました。
小さな命のともしびをどうにか絶やさないように人生を懸けて力を尽くされている先生方の姿を通して、生活の温かさや命の大切さを少しでも表現していきたいと思います。