日々さまざまなエンタメ情報を扱うWEBザテレビジョン編集部。そんな編集部員たちが、面白かった番組・気になる番組を毎月シンプルに紹介していく連載。ぜひあなたのテレビライフに役立てていただければ幸いです。
編集長K「新・信長公記」「量産型リコ」
「新・信長公記～クラスメイトは戦国武将～」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)は永瀬廉さんがひたすらかっこいい。黒髪好青年キャラの印象だったけど、金髪も似合ってる。アホっぽい設定も面白いし、出演者は豪華で、三浦翔平さんがいきなりフレディ・マーキュリーのモノマネしたりする。学級委員長役の山田杏奈さんの、うまく作品に溶け込む演技いいですね。テンション的に、これから話が進むにつれてもっと面白くなりそうな気配がします。
「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」(毎週木曜夜0:30-1:00、テレビ東京系※BSテレ東・BSテレ東4Kは毎週火曜夜0:00-0:30)は癒しのドラマ。仕事が行き詰まったらプラモデルにヒントをもらって前に進んでいくという話で、悪人が誰も出てこないのが今の時代っぽいなあと思います。主演の与田祐希さんがひたすらかわいいし、プラモ店アルバイト役の石川恵里加さんのキャラもいい。
副編集長S「アメトーーク！」
「アメトーーク！ダチョウ倶楽部を考えようSP」(7月19日放送、テレビ朝日系)がよかったです。「アメトーーク！」というバラエティらしく、上島(竜兵)さんが亡くなったことには詳しく触れずに「2人になった」ということだけを説明して、上島さんが活躍されている過去のVTRを流した後、熱湯風呂芸やおでん芸を2人になってどうするかというコーナーに。『追悼』というとしんみりしてしまいがちだと思うんですが、単純にゲラゲラ笑える2時間で、ダチョウ倶楽部の面白さを再認識しました。スタジオゲストの土田さんや有吉さんもずっと楽しそうに笑っていて、ダチョウ倶楽部がいかに愛されていたかもわかるハートフルな放送でした。
副編集長H「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」
「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)は1話完結の法律相談ドラマなんですが、毎話終盤に有村架純さん演じる石子が法律について語るシーンがあって、それが正論ながら「本当にそうだな…」と思う良いセリフです。中村倫也さんの羽男は虚勢を張る姿がとにかくかわいいのと、過去に何か重いものを抱えている様子が気になるし、さだまさしさん演じるお人好しな石子の父をはじめ、周りの人々もいい味出してます。あと、事件の説明パートを再現ドラマじゃなく、演劇的な演出で見せるのが面白いです。
編集U「新・信長公記」
コメディ感が強いドラマは難しさもある中で、かなりうまく制作されていると思います。役者さんの演技力に加えて、「戦国武将のクローンが1クラスに集められた」という設定がいい。この前提があったら、あとはなんでもありですよね。どんな濃いキャラが出てきても説明がつく。それがうまいなと思いました。山田杏奈さんが剣道着姿でライトセーバー(？)を振り回しているシーンから始まるのも、インパクトがあって面白かったです。
編集N「NICE FLIGHT！」
「NICE FLIGHT！」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)は、主演2人の演技が素敵です。中村アンさんは仕事第一の不器用なキャラで、「こういう人いるよな」という説得力と、応援したくなる魅力のバランスがいい。玉森裕太さんはイケメンで性格も良くて飛行機の副操縦士。そんな完璧な人この世にいないのでは…という、どう考えてもフィクションなキャラをナチュラルに存在させられるのが玉森さんの魅力なのかなと思います。
編集F「歴史探偵」
「歴史探偵」(毎週水曜夜10:00-10:45、NHK総合)の7月20日放送回が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とのコラボで面白かったです。専門家が歴史を追いかける内容なので、大河が脚本家によってどのように脚色されているのかがよく分かる。たとえば、北条時政(坂東彌十郎)は、ドラマだとかなりコミカルなキャラクターで、裏で妻のりく(宮沢りえ)が操っているという描かれ方なんですが、実際はすごく恐ろしい人だったそうで。そういうことを知ると、改めて大河の面白さを感じます。
編集I「初耳怪談 FIRST TAKE」
夏になると怪談が見たくなって、「初耳怪談 FIRST TAKE」(毎週月曜夜0:30-1:00、テレビ大阪)を見てます。TVerとYouTubeで配信もあります。一発撮りで怪談を披露していくという番組で、本当に怖い話もありますが、司会が島田秀平さんなのもあって笑いにもっていくシーンも多いです。
気になる番組はありましたか？それではまた来月！
