水原希子、“憧れの人”アラーキーの一言で決めた覚悟「そういう選択肢もあるんだな、って」<サウナの神さま>
“演技を続けよう”――。その決断を後押ししたのが、水原がずっと憧れてきた巨匠、写真家の“アラーキー”こと荒木経惟氏の一言だったという。
水原:写真技術が好きだしモデルの仕事はあきらめたくなくて、でも役者の仕事もあって、どうしたらいいんだろう…と思っていた時に、写真展でアラーキーさんとゆっくり話す機会があって。私はもともと、アラーキーさんと仕事することがある意味一番自分がやりたかった仕事だったっていうくらい憧れの方なんですけど、「芸能の仕事が増えてきて、どうしていったらいいんでしょうか」っていう話をしたら、「希子ちゃんは“芸能半分、芸術半分”でできる子だから、それでいいんだよ」って言ってくださって。すごくシンプルだったんです。でも当時そういう人がいなかったので、「ああ、どっちもやっていいんだ、そういう選択肢もあるんだな、じゃあどっちも全力でやろう」って思えたんです。
スキューバダイビングは「没入感がヤバい」
――高橋:休日はどんなふうに過ごしてるの?
水原:家にいることもあるはあるんですけど、基本的には家から出たいなって。とにかく時間があれば近場でもいいので旅行に行きたいです。
――高橋:予定入れたいんやな。
水原:予定入れたいし新しいものを体験したい。ドライブもすごい好きで。運転して車で音楽聴くのが好きなんですよ。だいたい聴くのは70年代・80年代の音楽が多いかな。車から見る外の景色が好きで。夕焼け空だとめちゃくちゃ“ゾーンに入る”っていうか。車に乗って一人で音楽聴いてると家以上にプライベート空間な感じがする時があって、あの感覚がすごい好きなんです。
――高橋:他には、何をしてる時が楽しい?
水原:スキューバダイビングは没入感がヤバいですね。海の底から見上げると、違う惑星に来た感覚があって。
――高橋:今まで見た中で一番テンション上がった景色は?
水原:高知県に柏島っていうところがあるんですけど、そこは本当にすごくて。タツノオトシゴとかめっちゃカラフルな魚とか、サンゴ礁もすごい美しいしウミウシとかいろいろいるんですけど、そこで見たピンクスクワットロブスター。言ってしまえばちっちゃい毛ガニなんですけど、ピンクなんです。なんでこんな色になるんだろうっていうのはめちゃくちゃテンション上がりましたね。