――今回、演じられる梨々はどんなキャラクターですか?
梨々ちゃんは、真面目で、何事も真面目に取り組む優等生タイプで、主人公の隣の隣くらいにいるような普通の女の子です。
――梨々を演じるにあたり、意識したこととはありましたか。
高校生の役だったので、女性らしい動きを意識するっていうより、まだ幼い感じが残るような動きや、表情を意識して演じさせていただきました。
――コミックが原作ですが、原作がある役を演じる時に気をつけていることはありますか。
脚本にもよりますが、台本が忠実に再現されている作品だと、漫画やアニメを熟読して容姿から何から研究します。でも、今回みたいにオリジナル要素も入っている場合は、漫画は参考程度に見て、あとはフィーリングで演じることが多いです。私も普段、漫画やアニメを見る分、ファンの方の気持ちも理解できるので、その中で原作ファンの方が楽しめるポイントを必ず作るようにしています。今回は非日常的な分、何かを参考にするというより、想像力を膨らませる作業の方が多かったです。
――今作では、男女9人のメインキャストが登場しますが、皆さんとの撮影を振り返ってみて、今回の現場はいかがでしたか?
先日クランクアップいたしまして、現場は深夜での撮影だったんですけど、皆さん本当に温かくて面白くて素晴らしい方ばかりで、毎日撮影現場に行くのがすごく楽しみでした!
――撮影の合間にキャストの方とお話する中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?
登場人物の中で、私を含めて3人が同じ誕生日という奇跡のようなことがあって、この作品とキャストに出会ったことに運命を感じました。3人の中で、生まれた年も同じ高石あかりちゃんと、占いを見ながらどのくらい共通点があるんだろうって、あるあるポイントみたいなものを休憩時間に喋ったりしていました。
――共通するところはありましたか?
ありました! びっくりするくらい共通する部分が多くて驚きました…!