ついに信長が「天下獲り」宣言!
翌朝、家康は「敗北でよい」と告げた。ただ、それは戦略だった。中学時代にギャングチームにいたもののパシリだった明智は、「お前が歩んできた裏の道を表に変えてやる」という言葉に揺さぶられ、降伏した。
「裏切るのですか」と言うみやびに、「裏切るんじゃない! これ以上、自分を裏切りたくない。自分に正直に生きたいから」と返した。自分を変えたいという思いだったのだ。
そんな明智に、信長は「貴様が立っているその道は表の道と裏の道、どっちだ。それはただの道だ! 人が歩く道に表も裏もない。必死に歩けばそれが自分の道になる、きっと」と説いた。
そしてラストは、家康が自身がクローンであることや歴史を知っていて学園を支配しようとしていることを危惧するみやびや、信玄、明智の姿を見てきた信長が、ついに立ち上がった。「天下を獲る」という幕を掲げ、「是非に及ばず」と叫んだ。
「是非に及ばず」は、本能寺の変で信長が言ったとされる言葉で、「どうすることもできない、仕方がない」という意味で使われているが、もう一つの意味は「迷う前に戦え」だったという。
このアツい展開で、第1話から3回連続でタイトルがTwitterのトレンド1位を獲得する反響に。「戦に興味がなかった信長が周りの人を想って天下を獲るために立ち上がるなんてかっこよすぎる」「道に表も裏もない~の信長の言葉刺さる」「内容が濃くなってきてめっちゃ面白い!」といった声が上がった。史実を織り交ぜながらどう進んでいくのか期待が高まる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部