浅沼晋太郎、吉野裕行との久々の掛け合いに「うれしくてNGを出した気がします」

2022/08/13 05:30 配信

映画 アニメ

「四畳半タイムマシンブルース」の完成披露上映会に登場した吉野裕行、浅沼晋太郎、夏目真悟監督(写真左から) ※ザテレビジョン撮影

9月30日(金)より3週間限定で全国公開される、劇場版「四畳半タイムマシンブルース」の完成披露上映会が、8月12日に都内で開催。「私」役の浅沼晋太郎、小津役の吉野裕行の他、夏目真悟監督が舞台あいさつに登壇した。

「四畳半タイムマシンブルース」とは


「四畳半タイムマシンブルース」は、TVアニメ化された森見登美彦による小説「四畳半神話大系」と、舞台で4度にわたり公演され実写映画化もされた上田誠による戯曲「サマータイムマシン・ブルース」が悪魔的融合を遂げて誕生した森見による小説「四畳半タイムマシンブルース」のアニメ映画化作品。TVアニメ「四畳半神話大系」のキャスト陣が同作でも再集結し、クセモノぞろいの登場人物たちを個性豊かに演じる。

主人公の「私」を演じた浅沼は本作のオファーについて「12年たってもファンの皆さんに届けることができて言葉が出ない。僕の中でも特別感のある作品ですし、特別感のあるキャラクターだったのですごくうれしいです」と感想を。夏目監督も「最初にオファーが来たときは、懐かしさとうれしさが入り混じった感じで、前作のシリーズを作っていたときもずっと作りたいと思いながら作っていたので、復活というかチャンスをもらえた気分です」と喜びをあらわにした。

アフレコは「痛痒かった」


アフレコでは吉野との久々の掛け合いに「痛痒かったです」と心境を明かした浅沼は、「予告やCM撮影で吉野さんと一緒に撮らせていただいた時は、この感じっていうのが自分の中を駆け巡り、吉野さんとの掛け合いがうれしくてNGを出した気がします」と発言。

作品への思いの強さをにじませた浅沼は「『四畳半タイムマシンブルース』のツイートでキャストのコメントが出ているんですけど、昨年取材された時のコメントだったので、11年前って書いてあるんです。でも、12年前に直したい。思い出深いとか語ってるのに、年数間違えてるなんて思われたくない」と、笑いながらも切実な思いを告白した。

最後に、浅沼は「12年の時を経て、コロナ禍に劇場で皆様にお届けできることが幸せです。夏にぴったりなバーベキューのようなパワフルさと、花火大会のようなエキサイティングさ、そして、かき氷のような清涼感がいっぺんに襲ってきますので覚悟してください」とファンに向けて、メッセージを送った。

なお、同作は劇場公開に先駆けて、ディズニー公式動画配信サービス・ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて9月14日(水)より独占配信されることが決定している。