■「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の下、ロバート・ゼメキス監督が手がけ大ヒットを記録したSFアドベンチャー。ふとしたきっかけで過去に戻り、両親の青春時代に巻きこまれた少年の冒険譚。
小島:僕が小学生の頃に見てとてもワクワクした作品です。過去に戻る事やタイムパラドクスなど時間の概念が学べる作品だと思います。
■「アポロ13」
1970年、月に向けて飛び立ったアポロ13号で爆発事故が発生し、緊急事態に陥る。無事の帰還は絶望的と思われたが、3名の宇宙飛行士が地球に帰れるようにと、ヒューストンの管制センターの面々は全力を尽くして事態に対処する。
小島:宇宙はいつの時代も子どもの心をときめかせます。この映画は自分がまるで宇宙船に乗っているような感覚を味わわせてくれます。困難に陥った時の解決方法。冷静に状況を伝える説明能力。仲間との絆が学べる映画だと思います。
■「ジュラシック・パーク」
大富豪ジョン・ハモンドの招待で、古生物学者グラントとサトラー、そして数学者マルコムが南米コスタリカの沖合いに浮かぶ島を訪れる。そこは太古の琥珀に閉じ込められたDNAから遺伝子工学によって蘇った恐竜たちが生息する究極のアミューズメント・パークだった。だがオープンを控えたそのジュラシック・パークに、次々とトラブルが襲いかかる。やがて嵐の迫る中、ついに檻から解き放たれた恐竜たちは一斉に人間に牙を剥き始める。
小島:迫力のある恐竜シーン。ドキドキの連続。今もなお解明されていない事の多い恐竜を通して、気候の変化や隕石の衝突など、地球史を学ぶ機会にするのも良いと思います。
■「カメラを止めるな!」
山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影をしていたチームに、突然本物のゾンビが襲いかかる。リアルなサバイバルの光景を見て、本物志向である監督は狂気のうちに大喜び。その撮影の裏側には、色々な事情や秘密が隠されていた。
小島:画期的な手法での撮影方法。アイデアの自由さ面白さ。モノ作りの裏側の苦労をコミカルに表現してくれているので子どもの中にあるクリエイター心を覚醒させてくれるかもしれません。
■「手紙」
人気ミステリー作家・東野圭吾の同名小説を映画化した社会派映画。兄が強盗殺人を犯したことでいわれなき差別に苦しむ主人公の姿を通して、加害者の家族をとりまく社会のあり様を真摯なまなざしで見つめる。
小島:なぜ加害者が加害者になってしまったのか。その家族はどういう人生を歩んでいくのか。テーマ的にはかなり重いので悩みながら選びました。このテーマと頑張って向き合い、その心情を学ぶ事で優しさ、寛容さが育まれるのではないでしょうか。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)