「ビクトリー」の面々は“バランスの良いチーム”
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
本当にみんな仲良くて、空気感はすごく柔らかいです。作品自体も温かい物語ですし、みんな優しくて、温かい人ばかりなのでやりやすいです。
盛り上がるところは盛り上がって、熱くなるところはみんなで考えてという切り替えがしっかりできて、バランスの良いチームだなと思います。
――ムードメーカーはいらっしゃいますか?
現場は自由な人たちが多くて(笑)。おのおの言いたいことを言って、それを聞きたい人だけ聞いていて、ふと見たら違うことをやっている人もいて。
――自由で居心地が良さそうですね。
そうなんです、拾いきれないボケもあったりして。スルーしている人もいれば、頑張って拾っている人もいて…(笑)。すごく面白いです。
座長・綾野剛は“寄り添う力”で現場のムードメーカーに
――高柳社長を演じる反町隆史さんと共演してみていかがですか?
かっこいいですね…とってもスマートな方です。気さくですし、話し掛けてくださるんです。最初は緊張したのですが、そうはさせないような柔らかい空気感を持っていて。一緒にいる時間が長いからこそ、お話してくださるのはうれしいですし、こちらもお話しやすいです。
――高柳社長といえば第4話で果奈子(榮倉奈々)のファンだと告白して以降、デレデレモードが「かわい過ぎる」と話題です。
そうなんです! とってもチャーミングですよね。普段とのギャップがすごいのですが、とってもチャーミングで。(高柳社長のシーンは)いつもみんな胸打たれています(笑)。
――綾野さんはどのような印象ですか?
“現場をよく見ている方”という印象です。俳優部もそうですし、スタッフさんもそうだし、みんなのことを見ているっていう感じがして。視点がいくつもあって、何個目が付いているんだろうって思います(笑)。それに、気遣いの方でもあるので、安心感があります。
相談をするときも、ちゃんと向き合ってくれるんです。そういう部分でも新町さんの空気と近しいものを感じるときがあります。
――なるほど。座長としてみんなを束ねて引っ張るというよりも、寄り添って支えてくれる存在なのですね。
もちろんグイッと引っ張ってほしい場面では引っ張ってくださるのですが、普段は「どうしたい?」とか「自分自身はどう思うの?」と優しく誘導して、自分の本心を引き出してくれるんです。
芸歴でいうとすごく先輩なのですが、言いやすい空気感を作ってくださるので、ある意味ムードメーカーは綾野さんなのかもしれません。
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