――高橋:俳優としてどんどん忙しくなっていって、壁はありました?
磯村:ありますね、去年とかおととしかな、作品が重なって休みもなくて。映画・ドラマあわせて20本くらい…。精神的にも体もつらくなっちゃって。土に埋められてる感じですかね。
――高橋:一回一回の打席、毎回当てにいかなあかん。
磯村:そうなんです。ヒット以上じゃなきゃいけないと思い込んでて。ピークで土に埋められた(感覚の)時に、数日お休みをいただいて、呼ばれるようにして北海道の富良野にある白銀荘(温泉保養センター)のサウナに行って。ワンセットやってふわぁってなった時にぼーっと上を見てたんです。そしたら曇り空から太陽の光が差し込んで、聖母マリア様が出てきたんです。
――高橋:…そいつはヤバいぞ。光がホンマに聖母に見えたんや。
磯村:そうそう。その聖母マリア様を見て、体が軽くなったんです。ほんとに「サ道」でサウナに出会ってなかったらその期間どうしてたんだろうって怖くなったんです。そこからはちゃんと休みをもらえるように事務所とは話してますね。
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