趣里が、10月2日(日)スタートの連続ドラマ「サワコ~それは、果てなき復讐」(毎週日曜夜11:00-11:54、BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送)で主演を務めることが発表された。同ドラマは、趣里演じる主人公のサワコが、元同僚の人間関係に侵食し破壊していく、愛と復讐に彩られたラブホラーサスペンス。本作で新境地に挑む趣里は「サワコの苦しみに寄り添い、時には悩むこともあるかと思いますが、いろいろな意味で“熱い夏”になる予感がしております」とコメントを寄せた。
同作は、井上ハヤオキの同名電子コミックスが原作。スタイリッシュで個性的な描画や色使い、そしてゾッとするストーリー展開がやみつきになると、ハマる人が続出している人気作だ。ドラマでは、前半は原作のストーリーを生かし、後半はオリジナルな展開となることが決定しているほか、原作にはいないキャラクターも登場する。
趣里、深川麻衣ら若手キャストが“複雑な心理描写”に挑む
趣里が演じるサワコは、一見地味で控えめだが、元同僚の周囲の人間を陥れていく恐るべき人物。一方、サワコの元同僚・マチカを演じるのは深川麻衣。明るい優等生キャラだが、心の中に闇を抱えているという役どころだ。
また、マチカの恋人・八田雪斗役で小関裕太、マチカの弟・音川健介役で曽田陵介、マチカの高校時代の同級生で刑事の大津慎司役で庄司浩平、音川健介の美術学校の同級生・五十嵐ノノ役で平井亜門が出演する。
ドラマ導入例が少ない“インティマシー・コーディネーター”も参加
同作は、原作コミックと同じく、性的なシーンが随所にあるため、インティマシー・コーディネーターの浅田智穂氏のサポートを受けながら、俳優の安全を守る環境づくりに取り組んでいる。
インティマシー・コーディネーターとは、インティマシー・シーン(俳優がヌードになるシーン、またはヌードの有無に関わらず、疑似性行為や親密な身体的接触のあるシーン)において、俳優の身体的・精神的な安全を守り、監督の演出意図を最大限に実現できるようにサポートするスタッフのこと。
テレビドラマでの導入例はまだ多くないが、日本に二人しかいないインティマシー・コーディネーターの一人である浅田氏の指導のもと、制作現場の環境改善を目指す。