コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、深夜にだけ現れる不思議な和菓子屋を訪れた主人公と、その店主とのあたたかいやりとりを描いた作品『今日の和菓子屋 狐月堂』をピックアップ。作者の藍川蓮さんが2022年7月30日にTwitterに投稿したところ、1.4万以上(9月8日現在)の「いいね」が寄せられ、反響を呼んだ。この記事では、藍川蓮さんにインタビューを行い、創作の裏側についてを語ってもらった。
和菓子のような甘くあたたかい言葉に心が軽くなる…。疲れた現代人へのエールを込めた作品
社会人3年目の日向陽(ひなたみなみ)は、毎日仕事を押し付けてくる上司と陰湿な同僚たちに嫌気が差していた。残業が続き、身も心も壊れかけたある夜、帰り道に突如現れた和菓子屋『孤月堂』が目に留まる。
恐る恐るドアを開けると、ショーケースには美しくておいしそうな和菓子がたくさん並べられ、思わず目を奪われる日向。そこに、髪を一つに結った狐顔の店主・狐崎(こざき)が現れる。怪しむ日向に、狐崎は「甘いものは疲れた時の特効薬」と言いながらおいしいぜんざいを振舞う。「ぜんざいは“善哉”(よいかな)とも言ってな、“褒める”って意味があるんや」「時には頑張ってる自分に、“よいかな”って言ってやるのも必要やで?」と笑って、日向の頭を優しく撫でる狐崎。ぜんざいみたいに甘くあたたかい狐崎の言葉に、日向はポロポロと涙をこぼし…。
職場環境や人間関係など様々なことに“疲れた”現代人に向けた、あたたかいエールが込められた同作。Twitter上では「心に染み、涙が出ました」「つい引き込まれてしまいました」「私も孤月堂の店主に会いたい」「近くに無いかな、この和菓子屋さん」「続きが読みたい!」など、作品に癒やされた読者からのコメントが続々と寄せられ、注目を集めている。
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