佐藤健、2023年カレンダー「Origin」受注開始 幻想的な世界観広がる作品に
佐藤健の2023年カレンダー「Origin」の発売が決定。香川県の直島と高松、瀬戸内の二つの舞台を旅した「TRAVELOGUE CALENDAR」(トラベローグ・カレンダー)は、9月6日夜8時より受注を開始した。
撮影地は10年前に訪れた直島と初訪問の高松
瀬戸内海に浮かぶ直島は、佐藤が約10年前に訪れ、世界的建築家である安藤忠雄氏のドラマティックな建築とその壮大なスケールにインスピレーションを受けた、今回の旅の原点(Origin)の一つになる場所。
そして、初訪問となった高松は、多様な作品を通してボーダーのない世界を伝えたイサム・ノグチや、木の樹齢を超えて長く使われる家具づくりを目指したジョージ・ナカシマ氏といった、その思想を今こそ見つめ直したい、同じく世界的なアーティストたちの足跡が残る場所となっている。
撮影は独特のブルーを持ち味とする写真家・細倉真弓氏が担当
撮影は、独特のブルーを持ち味とする作品が抽象性と幻想性を感じさせる女性写真家で、アーティストとしても国内外で活躍する細倉真弓氏によるもの。また、通常より少し大きめのサイズで綴じのない仕様にすることで、気に入ったページを1枚ごとにばらせば、ポスターとしてもピンナップできる仕掛けが施される。
36ページのカレンダーは、そのまま二つ折りで飾ることができ、さらに広げて9枚の両面ポスターカレンダー(H348×W514mm)として使用することも可能。
コロナ禍で旅がいまだ簡単ではない時代に、瀬戸内ならではの穏やかな海、その野性的な自然、光と影のコントラストの中で、日常からしばし解き放たれた佐藤の表情を通して、手に取った人が本来の自分に立ち返りさらなる人生の視界を広げる、なくてはならない旅という原点をも見つめる機会になればという願いが込められている。