そんな折、発信履歴にあった「みぞれ」という人物から悠日に電話がかかってくる。彼は朝陽のことを知る元刑事だった。
みぞれは余命わずかで「死ぬ前に話しておきたかった」と、朝陽との思い出を話し始める。みぞれによって、朝陽の死に関わる新たな事実が明らかになる。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画には、引き続き“第3の事件”を独自に捜査する鈴之介、森園らの姿が。雪松を疑っている森園は、鈴之介らに「私は、雪松署長が“黒い白鳥”ではないかと見ています」と明かす。
さらに、鈴之介の自宅リビングに集まった鈴之介、悠日、星砂、琉夏が、朝陽のスマホのパスワードを解除するシーンも。4人はそれぞれスマホを食い入るように見つめ、緊張感にあふれている。
動画の中盤には、鈴之介が「淡野リサさんに面会しに行こうと思います」と言い、面会に向かう様子も。面会の中で、現在のリサの姿が初公開されているが、その表情は暗く、星砂の回想シーンに出てきたリサの印象とは異なっている。
また、悠日が星砂に向かって「兄があなたの大切な人に何をしたのか、僕が責任をもって証明します」と告げる場面も描かれている。悠日の口調や姿からは、覚悟を決めた様子がうかがえる。
動画の最後は、悠日の「僕が殺されるかどうか、見張っていてください」という言葉で締めくくられている。物騒なせりふだけに、その意味が気になるものとなっている。