61歳なんて“まだまだ”常にチャレンジ
――豪華なメンバーが集まり、失敗できないという思いもあるのでは。
そうですね。でも始まってしまったら、自分でできることをするだけです。
僕はディズニー作品の「トレジャー・プラネット」(2002年)で、ベンというロボットの役を担当したのですが、そのオリジナルの声がマーティン・ショートだったんです。そのときだけで、実写ではマーティンの演技に声を当てたことは一度もないので、僕にとってもこれは挑戦になります。だから、そこを頑張るしかないと。
参加者の一人として、日本語吹替版が面白くなかったと言われたくないというのはどの作品でもいつも思いますが、今回はより強く感じています。
――羽佐間さんもですが、山寺さんも61歳になられてもパワフルにご活躍されています。
羽佐間さんは88歳でバリバリやっていらっしゃるのに、61歳なんて、まだまだというか。肉体的には衰えてくるものがあるでしょうが、積み重なっていく部分もあるでしょうし。
ほかの仕事もそうなのかもしれませんが、この仕事は常にチャレンジせざるを得ないというところがあるように思います。
――今回のキャスティング協力のような、声優以外の仕事に今後もチャレンジしたいと思いますか?
今回は特別です。これからも演者一筋の立場でいきたいと考えています。自分の演技に集中したいなと。
――“特別”な作品となった日本語吹替版が楽しみです。
ぜひぜひ、楽しみにしていただきたいです。その前に、字幕版も繰り返し見てください。例えば犯人が分かってからもう一度見ると気付くことがあったり、いろんな登場人物の目線で見るといろいろ変わる、本当に深いドラマです。吹替え版が配信されたら、両方を何回も見て楽しんでいただきたいです。
「ディズニープラス」期間限定1カ月間199円
2022年9月8日に実施された「ディズニープラス・デイ」を記念し、9月8日~9月20日(火)15:59の期間中、「ディズニープラス」に新規加入/再加入すると、最初の1カ月199円(税込)のウェルカムプライスにて利用可能。(※各種条件など詳細は公式サイト参照)▼【公式】Disney+で「マーダーズ・イン・ビルディング」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/only-murders-in-the-building
▼ ディズニープラス特集ページはこちら