小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第35回「苦い盃(さかずき)」が9月11日に放送された。開始早々、タイトルクレジットに「大竹しのぶ」の名が並び、大竹のサプライズ出演に気付いた視聴者が騒然となった。Twitterのトレンドには番組タイトルや番組関連ワードのほか「大竹しのぶ」も仲間入り。大竹は“歩き巫女”役として出演し、大きなインパクトを残した。 (以下、ネタバレが含まれます)
「身体を洗っていない者がいる」と見抜いたオババ
三谷幸喜が脚本を務める「鎌倉殿の13人」は、源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした男・北条義時(小栗)と、彼を中心に鎌倉幕府将軍“鎌倉殿”を支えた13人の家臣団の生きざまを描く物語。
三代目・鎌倉殿の実朝(柿澤勇人)は、和歌に対する興味が高まるのを感じつつ、自分の居場所を見つけられずにいるようである。その証拠に「ここに来ると不思議と心が落ち着く」と、泰時(坂口健太郎)を連れて義盛(横田栄司)宅を訪れて心を休めていた。義盛の家では普段口にしない料理を頬張ったり、皆で酒盛りをしたりと楽しい時間を過ごせている実朝。義盛はそんな鎌倉殿に「少しは羽目をはずしたほうがいい。面白いところへお連れしましょう」と声をかけ、一行を白髪の老婆の元へ連れて行った。白髪の老婆は“オババ”と呼ばれる歩き巫女(大竹)。
占いでなんでも当てそうな風ぼうのオババがまず言い放ったのは「この中にひと月、身体を洗っていない者がいる」という事実。義盛は「俺だ。よく分かったな」と驚いたが、他の者たちは鼻に匂い立つ事実を感じていたため「これって占いですか」と疑いの表情を浮かべた。
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