4月にSKE48を卒業した大場美奈が、フォトエッセー「器用じゃないけど。」を発売。9月18日に都内で発売記念イベントを開催し、報道陣の取材に応じた。
同誌は、AKB48所属時代からの約13年間におよぶアイドル生活に終止符を打った大場が「今だから語れる」自身のアイドル生活のすべてを自ら筆を執り、当時の感情や状況、誰も知らない真実までを赤裸々につづった一冊。子どもの頃からの思い入れのある場所で撮影した、一切飾ることのない“本当の大場美奈”のさまざまな表情を切り取ったており、ナチュラルにテーマパークを楽しむ少女のような表情から、さまざまな経験を重ねた今だからこそ表現できた、エモーショナルなランジェリーカットまでバリエーションに富んだカットが収録されている。
“何も考えず”撮影に臨む
初のフォトエッセーが発売されたことに、大場は「初めて自分で文章を書いて本になるということで、もともと文才はあるとかないとかのレベルではないので、どんな感じで皆さんに読んでいただけるのかすごく楽しみ。早く皆さんの感想を聞きたいです」と心境を語る。
撮影は、「アイドルになる前は年一で家族旅行で行っていた」という栃木・那須で、6月頃に二日間にわたり行われた。
「今まで写真集は2冊出させてもらっていますが、今回は文章でも自分を表せるということで、全く何も考えずに撮っていただきました。ダイエットもせず、アイドルをやり終えた今の自分を残したいと思ったので、何も持たず、何も考えずに撮影しました」とのこと。
10点は皆さんからもらいたいな
執筆には約1カ月かかったと言い、「初めての文章と写真なので、グラビアの感覚も写真集とは違う、もうちょっと格好良い、かわいくきれいな自分を残さないとダメなのかなって思ったんですが、(カメラマンに)ナチュラルが一番って思ってもらえたみたいです」と、自然体の大場が収められていると明かす。
出来上がったフォトエッセーの点数を聞かれると、「文章の良い悪いは人の価値観によると思うので、ここまでたくさんの文字を書き上げられたことだったり、残せることに関して言うならば90点ですかね。あとの10点は皆さんからもらいたいなっていう思いです」と、ファンに呼び掛けていた。