「リバース」に窪田正孝と杉咲花が出演!あの役を再び
毎週金曜夜10時から放送中の金曜ドラマ「リバース」(TBS系)に、湊かなえワールド“経験者”の窪田正孝と杉咲花の出演が決定した!
同ドラマは、“イヤミス(読んで嫌な気分になるミステリー)の女王”湊かなえの同名小説が原作。湊作品は女性が主人公であることが多いが、本作では男性が主人公。友情、贖罪、美しき愛の物語で、ミステリーとともにそれぞれの人間模様が描かれている。
ドラマ化にあたり、「夜行観覧車」(2013年)、「Nのために」(2014年いずれもTBS系)など、上質なミステリードラマを手掛けてきたプロデューサーや監督など制作陣が集結。藤原竜也が演じる主人公・深瀬の“ダサかわいい”キャラクターとともに、真相に近づくにつれさらに謎が深まっていく目の離せない展開が話題を呼んでいる。
同ドラマでは、これまでも劇中に「Nのために」で使用されていた小道具がさりげなく登場しており、その隠れたコラボレーションがファンの間で話題に。そんな中、夢のキャスティングが今回同じ制作チームだからこそ実現した。
窪田正孝は、「Nのために」で演じた成瀬慎司役で出演。優しく真面目で主人公・希美(榮倉奈々)の心の支えとなっていた同級生“成瀬くん”は、多くの女性のハートをワシづかみにした。
撮影当日、窪田はリハーサル前に名前を紹介されると終始照れ笑い。スタッフから「おかえり」の声がかかると「ただいま」と返していたが、本番が近づくにつれ「めっちゃ緊張する!」と、かつての“戦友”たちが集まる現場で武者震いをした様子だった。
一方、杉咲花も、「夜行観覧車」で演じた遠藤彩花を再び演じる。主人公・真弓(鈴木京香)の娘で、いじめにより性格が豹変(ひょうへん)していくという難しい役どころで、当時話題となった。
撮影当日、スタッフからの声にはにかむ杉咲だったが、芝居に入ると途端に凛とした表情に。すっかり大人っぽくなった“彩花”の姿を親目線で見つめるスタッフたちの表情もほころび、撮影現場は和やかなムードだった。
互いに過去に演じた役柄と同一人物を演じる窪田と杉咲が、数年後の“成瀬くん”と“彩花”をどう演じるのか? 湊かなえ3部作ドラマのコラボに期待が高まる。
成瀬慎司役・窪田正孝からひとこと
「Nのために」と全く同じチームでとお聞きしていたので、「何が何でもやりたい! 皆さんに会いたい!」という気持ちで来ましたが、実際に現場に入ったらものすごく緊張しました。また湊かなえさんの作品の同じ登場人物で出演させていただくのはすごく光栄で、数年前の「Nのために」の頃を思い出しました。
(成瀬を再び演じてみて)いざ芝居となるとやっぱり緊張しますし、久しぶりの方言という条件を与えられると…頭の中がせりふでいっぱいで、「やばいやばいやばい!」と感じていました(笑)。
遠藤彩花役・杉咲花からひとこと
(話を聞いたときは)びっくりしました! でもまた久しぶりに「夜行観覧車」のときの皆さんとご一緒できるのが本当にうれしくて。
(彩花を再び演じてみて)やっぱり楽しかったです。彩花が大きくなったということで、どういうふうにすればいいかな…と迷ったりもしたのですが、実際現場に立ってみると、塚原(あゆ子)監督や新井(順子)プロデューサーや皆さんがいらっしゃって、「あっ、こうやればいいのかな?」と感覚を取り戻したような感じになり、楽しめました!
原作者・湊かなえさんからひとこと
杉咲花さん演じる「夜行観覧車」の彩花と、窪田正孝さん演じる「Nのために」の成瀬くんに、再び会えることを知り、ワクワクしています。
つらい経験を乗り越えた彩花や成瀬くんは、どんなふうに過ごしているのか。二人の姿は、現在、息苦しい状況の中で生きている人たちに、希望を与えてくれるものになるのではないかと思います。そして、「リバース」の主人公、深瀬にとっても。
第8話 あらすじ(6月2日放送)
ようやく解き明かされた残酷な真実…深瀬(藤原竜也)たちに告発文を送っていたのは、広沢(小池徹平)と付き合っていた美穂子(戸田恵梨香)だった。また、各所で浅見(玉森裕太)、村井(三浦貴大)、谷原(市原隼人)にも接触していたことも判明。“運命の出会い”は、美穂子により企てられた復讐(ふくしゅう)劇だったということを知り、深瀬はがくぜんとする。
一方、10年前の事件について、兄である村井に疑惑を抱いている明日香(門脇麦)は、何かを隠しているかのような素振りを見せる村井を問い詰める。そんな中、新たな見解にたどり着いた小笠原(武田鉄矢)は、深瀬を呼び出すが…。
毎週金曜 夜10:00-10:54
TBS系で放送