「ミス・ワールド・ジャパン 2022 日本大会」が9月22日に都内で開催され、富山県出身でモデルの山口佳南がグランプリを獲得。授賞式後は囲み取材に応じ、日本代表としての意気込みや、今後の活動について語った。
「ミス・ワールド」は世界三大コンテストの中でもっとも歴史が長く、参加国数が131カ国と世界最大規模を誇っている大会。第一回大会は、1951年にイギリス・ロンドンで開催された。
一番感謝を伝えたいのは「近くで支えてくれた姉」
同イベントの応募総数は7,107名。満16歳以上28歳以下のファイナリスト32名の中から、グランプリに輝いた山口は「この瞬間を毎日イメージしてこの日を迎えました。自分に自信を持てるようになってからは、ミス・ワールドのグランプリを狙い続けていたので、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜んだ。
一番最初に感謝を伝えたい人については「今回は姉妹で出場させていただいたので、一番近くで支えてくれた姉に伝えたいです」と口にした。
日本代表としての意気込みを求められると「私には才能があるわけでもないのですが『どこまでも挑戦し続ける』ということだけに関しては自信があります。子どもたちにも挑戦した先にしか見えない世界、挑戦した先に広がる可能性を示していくために、私自身が挑戦し続ける日本代表になりたいです」と言葉に力を込めた。
続けて、自分に自信を持てるようになったきっかけを聞かれると「2年前は自己肯定感が低く、いつも他人と自分を比べていました。そこから自信を持てるようになったのは、自分を認めることができたからです。できるできないを含め、すべて認めるようにしたら自信を持てるようになりました」と答えた。
世界大会までに英語力を上げたい
また、モデルとしての今後の展望については「ウェディングやお着物のイメージモデルをすることが多いのですが『ああいう風になりたいな』『私も着てみようかな』と、私を見て前向きな気持になっていただける、そういったモデルさんになりたいです」と話した。
さらに、芸能活動への想いを尋ねられると「芸能とは違うかもしれませんが、私の経験や想いを、公演などを通して多くの人に伝えていきたいと思っています」と述べた。
最後に、世界大会に向けて力を入れたいことに関しては「一番必要なのは英語力だと思うので、頑張って英語力を上げたいと思っています」と言い、締めくくった。
◆取材・文=大野代樹