上川隆也が主演を務める「さよならの向う側」(毎週木曜夜11:59-深夜0:29、日本テレビ系)第3話が10月6日(木)に放送される。二つのドラマを4週連続オムニバス形式で送り、番組前半30分は「さよならの向う側」を、後半25分は「5分後に意外な結末」を放送する。
「さよならの向う側」とは?
「さよならの向う側」は同名小説(著・清水晴木/マイクロマガジン社刊)が原作。上川演じる「案内人」が、思いがけず訪れた死に戸惑う人々を現世とあの世の狭間「さよならの向う側」で迎え、彼らの「最後の24時間」に寄りそう。
脚本は日本テレビ系「ホタルノヒカリ」「母になる」「#リモラブ」、NHK連続テレビ小説「スカーレット」などの水橋文美江、監督は映画「神様のカルテ」、映画「白夜行」、テレビ朝日系「にじいろカルテ」、Netflix「桜のような僕の恋人」などの深川栄洋が務める。
最終話あらすじ
妻・谷口葉子(戸田菜穂)との結婚記念日を祝うため、すき焼きのネギを買いに行っていたはずの谷口健司(上川)は、不思議な空間で目を覚ます。置かれている状況が分からずにいると、近くに立っていた案内人(木場勝己)から、あなたはもう死んでいるんですよ、と告げられてしまう。
時は、1982年。郵便配達員の谷口は、小さな理髪店で働く葉子に出会う。大人の魅力を持つ葉子に、目がくぎ付けとなった谷口は、配達以外でも店に通うようになる。そして、二人は夫婦になった。庭には梅の苗木を植え、幸せに暮らす二人。葉子は、谷口の給料日には必ずすき焼きを作ってくれていた。そして、月に2回は庭が谷口専用の理容室になって、葉子はチョキチョキとハサミを動かすのだった。
結婚記念日と谷口の給料日が重なったある日。ネギを買い忘れてしまった葉子の代わりに、谷口がネギを買いに行くことになる。
月日が流れ、ベテランの「さよならの向う側」の案内人となった谷口の前に、伊勢谷幸太郎(高橋優斗)が立っている。谷口から会いたい人を聞かれ、「紗也香しかいない」という幸太郎だったが、「会いたいけど…会いたくないんだ」と言い始める。そんな幸太郎に、谷口はしつこく会いに行くように言う。
※高橋優斗の高は正しくは「はしご高」
ジェイ・ストーム