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俳優・染谷俊之がおすすめする、本当にすごい「ゾンビ映画」ベスト5!

2022/10/11 19:00

染谷俊之
染谷俊之撮影=岩堀和彦/スタイリスト=岩田友裕/ヘア&メーク=中元美佳

俳優、声優、YouTuberとして幅広いフィールドで活躍中の染谷俊之の魅力に迫るWEBザテレビジョンの連載「月刊染谷WEBマガジン」。毎月、深掘りインタビューを敢行し、仕事の近況からプライベートまで、事務所NGギリギリの質問をぶつけて“染様(染谷俊之の愛称)”を丸裸にします。第7回のテーマは「ゾンビ映画」。ゾンビ好きを公言し、超大作からB級までチェックしているという染谷さんに、自信を持っておすすめする作品ベスト5を聞きました。

「ゾンビ映画」について語る染谷俊之
「ゾンビ映画」について語る染谷俊之撮影=岩堀和彦/スタイリスト=岩田友裕/ヘア&メーク=中元美佳

ゾンビ映画で最も大事なのはゾンビのクオリティ。逆に喋るゾンビには萎えちゃう


──前々回はB級サメ映画ベスト5でしたが、今回の対象は?

B級は外して、本当におすすめの“しっかりした”ゾンビ映画をご紹介したいと思います。“しっかりした”作品はお金が掛かっていて、総じてゾンビのクオリティが高い。それって、ゾンビ映画において最も大事なことです。アバラや腸などがはみ出ていたり、片腕がリアルに取れていたり、CGを使わずに大量のゾンビが出てきたりと、見ていて思わず「すごい!」と唸らされます。さらにストーリーもちゃんとしていて面白い。あと、これは僕の個人的な好みですが、ゾンビが喋らないでいてくれると最高。喋るゾンビは萎えちゃいます。「えっ、自我があるんかい!」って(苦笑)。

──ゾンビ映画はこれまで何本くらい見ましたか?

もう数えきれないほどです。もともと好きだったんですよね。小さい頃からSFとか、ホラーとか、エイリアンとか。怖いもの見たさでそういう作品をよく見ていました。その中でも特にゾンビものが好きで、それは今も変わっていません。

──では早速ランキングの発表に行きましょう。まずは5位をお願いします。

「ワールド・ウォーZ」(2013年・アメリカ)。ブラッド・ピットが主演で、製作にも携わっている作品です。ゾンビウイルスがまん延してしまった街で、ブラピ演じる主人公が家族と一緒に逃げつつ、その治療薬というか、ゾンビに襲われない薬を開発するというストーリーです。その後2019年にはゲーム化もさせて、世界的にすごく評価が高い作品です。

──この作品の見どころは?

主人公たちがすごく高い壁を築いて、絶対に大丈夫であろうという場所に避難するんです。でも大勢のゾンビが重なって、その壁を乗り越えてどんどん入ってきちゃう。その描写がCGなんですが、すごくお金が掛かっていて圧巻です。あとはストーリーもよく出来ています。ただ生き延びるだけでなく、しっかり解決策を見つけるという展開で最後まで目が離せません。

【染谷’s 3ツ星チェック】
ストーリー:★★☆
ゾンビのリアル度:★★☆
ハラハラドキドキ度:★★☆
スッキリ爽快度:★★☆

染谷俊之
染谷俊之撮影=岩堀和彦/スタイリスト=岩田友裕/ヘア&メーク=中元美佳


4位は王道のシリーズもの、3位にはハートフルな意外な作品がランクイン

【写真を見る】
【写真を見る】撮影=岩堀和彦/スタイリスト=岩田友裕/ヘア&メーク=中元美佳


──続いて4位を発表してください。

「バイオハザード」シリーズ(2002~16年)です。全部で6作品あるんですが、すべて見ました。ゲームが原作なんですけど、映画版ではミラ・ジョヴォヴィッチが演じるアリスという、ゲームには出てこないキャラクターを主人公にしています。内容もゲームに多少沿っていますが、ほぼオリジナル。アンブレラ社という製薬会社がゾンビウイルスを作ってしまい、ゾンビがまん延してしまうというストーリーです。ゾンビ映画なんですが、どちらかというとアクション要素が強い作品です。

──シリーズの中で特におすすめなのは?

うーん、難しいな…(しばし熟考)。個人的には2作目の「バイオハザードII アポカリプス」(2004年・アメリカ・イギリス・ドイツ)ですかね。1作目は(ゾンビがまん延した製薬会社の)研究所から脱出するお話なんですけど、IIは街にゾンビがあふれ出ちゃって、その街を閉鎖してゾンビに立ち向かいます。めちゃめちゃデカいラスボスみたいな奴とか、いろいろな種類のゾンビが登場するのも見どころです。さらにゲーム版の主人公も出てきて、かなりアツい作品に仕上がっています。

【染谷’s 3ツ星チェック】
ストーリー:★★☆
ゾンビのリアル度:★★☆
ハラハラドキドキ度:★★★
スッキリ爽快度:★★★

──次は3位です。お願いします!

「ウォーム・ボディーズ」(2013年・アメリカ)です。この作品はガチのゾンビ映画ではなく、どちらかというとコメディ寄り。ゾンビが人間の女の子に恋して、どんどん温もりを知っていき、最終的には体が温かくなってゾンビではなくなるというストーリーです。

──この作品に出てくるゾンビは、悪い奴ではないんですか?

最初は悪い奴で人間を襲うんですけど、けっこう各々に自我があって助けてくれたりもするんです。そういう設定がこれまでのゾンビ映画にはなく、新しいなと思いました。主人公のゾンビはたどたどしくちょっとだけ喋ります。本来、喋るゾンビはあまり好きではないんですけど、これは許容範囲。ラブコメの要素が強い作品ですが、(俳優で親友の)赤澤燈と一緒に僕の家で観ました(笑)。

【染谷’s 3ツ星チェック】
ストーリー:★★★★ ←※基準点越え
ゾンビのリアル度:★☆☆
ハラハラドキドキ度:★☆☆
スッキリ爽快度:★★★

染谷俊之
染谷俊之撮影=岩堀和彦/スタイリスト=岩田友裕/ヘア&メーク=中元美佳
下に続きます

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発売日: 2017/04/15
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