アニメ「サマータイムレンダ」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、TOKYO MXほか)の最終回となる第25話が9月29日に放送された。SFサスペンスとしてリープを繰り返して敵と対決してきた主人公・慎平たちのその後に、大きな反響があった。(以下、ネタバレがあります)
敵を倒し、新たな7月22日を迎えた慎平
同作は漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)にて2021年まで連載され、累計1億3000万PVを獲得した田中靖規による同名漫画が原作。主人公の慎平が幼なじみ・潮の死をきっかけに、生まれ故郷である和歌山県の離島・日都ヶ島に伝わる謎の存在“影”と死闘を繰り広げ、真相を解き明かしていく様子を、全25話、2クールかけて完結まで描いた。
主人公・網代慎平の声を花江夏樹、海難事故で命を落として“影”となった慎平の幼なじみ・小舟潮を永瀬アンナ、潮の妹・澪を白砂沙帆、14年ぶりに島に戻って来た女性・南方ひづるを日笠陽子、猟師・根津を浦山迅、慎平の親友・菱形窓を小野賢章、窓の妹・朱鷺子を河瀬茉希が務める。
TOKYO MX、BS11、カンテレ、九州朝日放送、アニマックス、J:テレでの放送の他、ディズニープラスにて見放題独占配信中だ。
最終回は、10週目のループにしてようやく強敵だったシデを倒し、すべてを終わらせた慎平たちのその後が描かれた。”影“である潮は消えてしまい、新たなる7月22日に目を覚ました慎平。そこは2年ぶりの帰郷をするフェリーの中だった。
“影”のいない、幸せに満ちた世界に感動
第1話では、海で亡くなった潮の葬儀のために慎平が島に帰って来たのだが、今回、潮は生きていた。そして、戦いで命を落としたひづるも生きている、“影”のいない世界へと“ループ”したのだ。
ほかにも様々な変化が起こっていた。壮絶な戦いのはっきりとした記憶はなく、それでもちょっとの違和感を覚えながら島の人々と再会していった慎平。「なんかちょっとホッとする」という慎平の気持ちは、これまでの戦いをつぶさに見てきた視聴者の心にも通じる。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/summer-time-rendering
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