人気アイドルアニメシリーズの最新作となる「ラブライブ!スーパースター!!」2期(毎週日曜夜19:00-19:25、NHK Eテレ)の第11話「夢」が10月2日に放送された。第11話では東京大会の結果と、澁谷かのんに訪れた転機について描かれた。(以下、ネタバレが含まれます)
ライバル・マルガレーテの事情が明かされる
スクールアイドル・Liella!が新たなメンバーを迎えて、ラブライブ!優勝を目指す本作。前回、9人のメンバーは集中合宿の末にラブライブ!東京大会に臨んだ。その結果、2位はウィーン・マルガレーテ、1位はLiella!に。念願のラブライブ!決勝進出を決めてLiella!メンバーと結ヶ丘女子高等学校の生徒達が大喜びする一方、マルガレーテは司会のマイクを奪って「この結果を認めない!」とアピールする。
マルガレーテのその行動に、大会後は批判が集まっていた。そんな中、発言の真意を気にしていたかのんは彼女のSNSアカウントを発見。マルガレーテは姉が在籍するウィーンの音楽学校に入ろうとしていたが、不合格になっていたことを知る。またSNSで現在の居場所を把握したかのんは、彼女がいると思われる神宮競技場へ。そこでふたりは思いを語り合った。
かつて結ヶ丘女子高等学校音楽科の受験に失敗した過去を持つかのんはマルガレーテに共感を示すが、彼女は「レベルが違う」と一蹴。その勢いで「Liella!が自分の夢を奪った」と漏らしてしまう。彼女は音楽学校から「ラブライブ!で優勝したら推薦で編入を考えてもいい」という話を受けていたのだった。さらに「自分よりLiella!が上だと評価するラブライブ!はくだらない」と続けるマルガレーテに、かのんは「メンバー全員がみんなに歌を届けたいと強く思っていた」点で勝ったと反論する。
かのんに留学話!?その結末は……
ラブライブ!決勝を控えるかのんは、結ヶ丘女子の理事長からとある話を聞かされる。それはマルガレーテが編入を希望していたウィーン国立音楽学校からのもので、留学生として招きたいという内容だった。小さな頃から「歌で世界中の人を笑顔にしたい」という夢を抱いていたかのんにとって、世界トップクラスの音楽学校からの誘いは魅力的だが……。
この留学話はすぐに学校の噂になり、残る8人のメンバーはその真相を確かめるため彼女の家にやってきた。そこでかのんは「留学はしない」ときっぱり。今のかのんにとっては、スクールアイドルを3年間続け、東京大会で勝ったときのような喜びを重ねるのが目標のひとつとなっていた。かのんが留学しないことを知って一同は安堵するが、部長かつ幼なじみである嵐千砂都は浮かない表情に。そして偶然マルガレーテとの会話の中で、かのんの歌が自分の想像以上に評価されていることに思い至る。
留学を断ることを理事長にも告げたかのんは、Liella!メンバーが集まる屋上へ。練習に気合い十分な様子だったが、そこで千砂都は反対されるのを覚悟で、「かのんに留学してほしい」と話を切り出す。
ランティス
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