俳優の井ノ原快彦が10月3日、都内にて開催された「連続ドラマW シャイロックの子供たち」完成披露試写会に、西野七瀬、加藤シゲアキ、玉山鉄二と共に出席。ドラマ現場で西野と動物トークで盛り上がったことを明かし、この日も登壇直前までラッコの話をしていたことを報告した。
井ノ原「めちゃくちゃ面白いんです」と作品に手応え
井ノ原は「出演しておいてこういうことを言うとどうかなと思いますけど、めちゃくちゃ面白いんです」と同作を絶賛。「原作がめちゃくちゃ面白いので、(ドラマは)それを長い時間を掛けて紐解いていくことができますので、WOWOWドラマ、かなりおすすめだと思います」とアピールした。
本作への出演に当たって銀行員について学んだことはあるかと聞かれると「実際に現在の銀行で働いてらっしゃる方の話を聞いたことがなかったので、数人お会いしました。知り合いをたどって」と告白。
作品で描かれる現金紛失事件の感覚を知るために質問をしたそうで「単刀直入に、ドラマをやるとか言わないで『100万円無くなったらやばいんですか』って言ったら『やばいに決まっているじゃないですか。大変なことだ』って。『あってはならないし、絶対にその現場にいたくない。1円でもめちゃくちゃやばいです』(と言っていた)」と実際の銀行員の反応を明かした。
また「後は『お客様のお金を扱うので、とにかく清潔感が大事です』と。見た目は。そこらへんは、『清潔感、清潔感』と思いながら役作りさせていただきました」と役作りに反映したことも打ち明けた。
西野と“動物の話”で意気投合
現場では西野と動物の話をすることがあったそうで、井ノ原が「さっきも(会場に)出る前にラッコの話をずっとしていたもんね」と微笑むと、加藤が「それって何が始まりだったんですか」と質問。井ノ原は「『好きなものある？』って(西野に)聞いたら、動物の話になってね」と答え、西野も「そうですね。『こういう動画があって、面白いですよ』って言ったら、『俺も見たことあるよ』って言って、同じYouTubeのチャンネルを見ていたり」と共通点があったことを振り返る。
井ノ原は「(西野は)『かわいいー』とかじゃなくて、ドキュメントの中にドラマを求めるタイプの方。『あの時にカニが応戦していてめちゃくちゃ泣けるんですよ』みたいなことを教えてくれるんです」と西野が動物の動画をどう楽しんでいるか説明。続けて「新しい動画を見つけたら『明日現場で教えてあげようかな』と思ったりとかして。こんなにも動物の話をしてくれる方は今までそんなにいなかった」と口にすると、西野が「私もです」とうなずいた。
さらに井ノ原が「クランクアップした時、『動物の話したいのに』とか思って」とぶっちゃけると、加藤は「だから今日、聞けたの良かったですね」とコメント。井ノ原は「そうそう。『最近ある？』って聞いたら『ラッコですね』って即答してくれた」とうれしそうだった。
◆取材・文=山田健史
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