彼女の人柄が滲み出た、20年を振り返る楽しいトーク
「写真クイズコーナー」では、0歳から現在までの歩みをグラフ化した人生曲線&幼少期からの写真を披露。その時々のエピソードをユーモアたっぷりに語り、思い出をクイズ形式でも紹介しながら盛り上げる。さらに「今まで世に出したことのない写真」として、彼女の芸能界入りのきっかけとなった『ラブライブ!スーパースター!!』一般公募オーディションに応募した際の秘蔵写真も公開。真っすぐで真面目でファン思いの彼女の人柄が滲み出た、20年を振り返る楽しいトークが印象的だった。
続く「抽選コーナー」では、座席番号が書かれたクジを引き、当選者にサイン入り缶バッヂをプレゼント。しかしそれだけでは終わらず、モニターに映し出された8パターンのセリフから当選者が選んだものをその人に目がけて言う“特典”付き。「ずっと前から好きでした」「好きじゃないってば! 勘違いしないでよね」などの胸キュンワードは「恥ずかしいな~。でも楽しいなぁ」と顔を手で扇いで照れまくり。一方、クールな表情で言い放ったドSフレーズ「戦闘力…たったの5か…ゴミめ」もファンは大盛り上がり。慣れてくるとアドリブも加える大盤振る舞いで、当選者以外も置いてけぼりにしない、声優ならではの楽しい仕掛けが大好評だった。
ライブパートでは「Yeah! めっちゃホリディ」らを披露
ここで一旦ステージ裏に捌け、モニターには伊達の自撮りによる「江の島ひとり旅」の映像が。ナチュラルでチャーミングな魅力が満載で、観客は食い入るように見つめる。貴重すぎる“ロードムービー”が終わると、イベント後半は白のミニワンピで登場したライブパート。「一緒に盛り上がっていきましょう!」と弾けた「Yeah! めっちゃホリディ」(松浦亜弥)はサイリウムが瞬く会場でエネルギッシュに。「この曲、大好きで。めちゃめちゃ元気が出るので選ばせていただきました」とパフォーマンス後には選曲の理由も説明した。続く2曲目は、水瀬いのりの「アイマイモコ」。伸びやかな高音とハリのあるボーカルを響かせ、緊張しつつも最後まで落ち着いて歌い上げる伊達。この曲も「大好きで、昔から今もずっと聴いています」と明かしていた。
【定価】3300円(税込)
【判型・ページ数】A4変型 / 全112P