山田涼介、主演作で「今まで味わったことのない経験」川栄李奈は山田の“おじさん”な一面を暴露<親愛なる僕へ殺意をこめて>

2022/10/05 16:40 配信

ドラマ 会見

「親愛なる僕へ殺意をこめて」主演の山田涼介とヒロイン役の川栄李奈撮影=阿部岳人

10月5日(水)にスタートする山田涼介主演ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(毎週水曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09、フジテレビ系)の会見が都内で行われ、山田とヒロインを務める川栄李奈が登壇。撮影秘話やお互いのギャップについて語った。

本作は、連続殺人犯を父に持つ大学生・エイジ(山田)がある日、自らが二重人格であることを悟り、“もう1人の自分”が殺人を犯しているかもしれないと底知れぬ不安にかられて、真相を明らかにしようと決意する“二重人格サスペンス”。川栄は、半グレ集団が運営するデートクラブで働く女性・ナミを演じる。

「だいぶ攻めたドラマが生まれた」


山田は、もともと原作を読んでいたそうで、「いつか実写化されるんだろうなと思っていたんですけど、まさか自分にオファーをいただけるとは」と、オファーに驚いたという。しかし不安もあったようで、「この原作を民放のドラマでどこまで表現できるのだろうかという疑問がすごくあったんですけど、1話を見させていただいて、これはだいぶ攻めたドラマがこの時代に生まれたなという確かな手応えを感じています」と自信をのぞかせた。

川栄は、原作が「本当に面白くて」と感想を語りつつ、「私はオリジナルキャラクターを演じるので、皆さんに好かれるようなキャラクターでいられたらいいなというふうに思います」と意気込んだ。

「本当に“拷問”されまして…(笑)」


撮影で大変だったことについて、エイジと“B一”という二重人格の役を演じる山田は、「一日でエイジ、B一、エイジ、B一とやらなきゃいけないこともありますし、しばらくエイジをやってからB一に突然ならなきゃいけないときもあったり…。物理的にも精神的にも大変なことがたくさんあります」とコメント。その具体例として、「僕が拷問をされるシーンがあるんですけど、本当に拷問されまして…(笑)。普通しないですからね! 監督がリアリティーを求めているとか、山田涼介が苦しんでる姿がただ単に見たいだけなのか分からないですけど(笑)。身体的な負担がすごくかかるドラマなので、そういう意味で今まで味わったことのない経験をしている、大変なドラマだなと思っています」と語った。

一方、川栄は、「体力的な面で、真夏の暑い中で冬服を着て、朝から夕方まで撮影することがあったりして、すごくきついなと思いました。あとは、山田さんが毎日あざを作って頑張っているので、本当にもう、泣けてくるぐらい頑張ってくださっているので、その頑張りにこちらも負けないようにと、やっております」と、山田をたたえながら自身の心持ちを明かした。

さらに山田は、「20代最後に、今まで培ってきた全てを出してやっと成立するような役というか、“自分の中の知らない自分”みたいなものを模索しながら日々やっています。自分ごとで言うと、今年グループが15周年を迎えて、僕はドラマの主演が15回目。いろいろとメモリアルなことも重なっているので、並々ならぬ思いを込めながら演じさせていただいています」と本作に懸ける思いを述べた。

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