ーー共演された皆さんの印象はいかがですか?
夫婦役を演じる浩太役の高橋克典さんは、昔初共演した頃から全然変わってないですね。実生活でもお父さんになられて、浩太の父としての思いをすごくていねいに想像していらっしゃいます。監督ともよく話しあって、大事にお父ちゃんをつくっていますね。ていねいにはしても重くはしたくないので、お父ちゃんとお母ちゃんはいわゆる「普通の家族」でいたいなと思っています。
私も舞がかわいいけど、お父ちゃんの方がかわいくてしょうがないみたい(笑)。子役の舞(浅田芭路)のときから、お芝居じゃなく本当に涙を流しながらかわいい、かわいいって言っていましたから。舞が五島から帰ってきた時も、泣いていた!「よう帰ってきたな!」と、目元をキラキラさせていました(笑)。
ーー放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
毎回うるっときちゃうところもあるし、日常の豊かさに気づいてもらえるような気がします。「舞いあがれ!」というタイトルのように舞いあがる時を夢見て進んでいく舞を、みなさんにも育ててほしいですし、応援してくれたらいいですね。
幼い子は具合が悪い原因がわからないことも多いから、めぐみのように自分だけで抱え込んでいる八方塞がりのお母さんも大勢いるんじゃないでしょうか。そんなみなさんの気持ちも、めぐみの気持ちと一緒に少しずつ軽く舞いあがっていってほしいです。世間のお母さんたちが、いつかぴょんっ! とジャンプできるようなものが届けられたら。
生きている限り、問題は次から次へ切りがないもの。いろんなことが起こるけど、めぐみとして一生懸命悩み、解釈しながら前に進む姿を見せることで、絶対に解決できる! と伝えたいですね。みなさんが励まされる朝に、絶対にします!