水谷豊、寺脇康文の母親に感謝「僕の“相棒”を生んでくれてありがとうございます」<相棒コンサート-響- 2022>
水谷豊「亀山くんと一緒に来ることができてうれしい」
再タッグ発表後、水谷と寺脇が公の場に並び立つのはこの日が初めてのこと。念願の2ショットを目の当たりにした観客は終始興奮が抑えきれない様子。
割れんばかりの拍手に迎えられ、あらためてステージに登場した水谷と寺脇。「うわさに聞いていた相棒コンサートに初めて、しかも亀山くんと一緒に来ることができてうれしいですね」と水谷が喜びを語ると、寺脇も生まれ育った大阪・堺への凱旋(がいせん)にうれしそうな表情を浮かべる。
会場には寺脇の母も来ていたそうで、水谷からは「お母さん、僕の“相棒”を生んでくれてありがとうございます」とお礼の言葉を述べた。
その後も随所で飛び出す寺脇らしさに、水谷はたまらず爆笑。「本当に変わらない、まさかこんなに変わっていないとは思いませんでしたよ」と笑い、撮影前のメイク中にも寺脇に笑わされすぎて、「撮影前に朝からスタミナ使い切っちゃうんですよ(笑)」と秘話を明かした。
司会の渡辺宜嗣からは、寺脇に「season21で亀山薫が復活すると聞いたときの気持ちは?」と質問される二人。すると二人から、水谷が寺脇に連絡をしたときの様子が克明に語られ、「これが僕らの運命なんだよ」という水谷からもらった言葉を明かした寺脇。その言葉に背中を押され、今回の「伝説のコンビ復活」が実現したという。
「特命係の亀山~」に観客から起こる拍手の嵐
初回放送に先駆け、「相棒season21」のオープニングテーマもステージで生演奏。作曲を手掛けた池頼広氏も演奏に参加し、出来上がったばかりのオープニングテーマを映像とともに楽しんだ。「格好いいですね!」と感激しきりの水谷と寺脇。20年以上にわたり、「相棒」の世界観を音楽で支えてきた池氏に、あらためて感謝を述べた。
最後には、満員の観客とともに写真撮影を行った。そして捜査一課の伊丹憲一役の川原和久、参事官の中園照生役の小野了もステージに登場。「特命係の亀山~」という、伊丹のおなじみのせりふも生で聞くことができた観客席からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。