お笑いコンビ・ハライチ(澤部佑、岩井勇気)の単独公演「ハライチライブ 『けもの道』」が10月23日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われる。本ライブには、定員数に対して数倍もの数多くの応募があり、完売となっている。来年1月放送のフジテレビ系平日昼の情報番組「ぽかぽか」MC就任が発表され、“フジテレビ昼の顔”が決定するなど、絶好調のハライチ。様々な種類のテレビバラエティに数多く出演する澤部と、エッセイや乙女ゲームの原作・プロデュース、漫画原作といったクリエイティブな才能も発揮している岩井と、芸人としてはタイプが真逆な2人だが、「お互いやってることが違っていることが我々の強み」とし、「それぞれの場で力をつけ、集合したら力を倍増させることが理想」と明かした。
ハライチ、ネタ合わせを直前までしない理由「大体机の上で完成させられる」
――昨年も単独ライブを開催されてますが、振り返ってみてどんな反響がありましたか。
澤部：ネタを3本やってガッツリトークやって…という構成はあまりないですから、観に来てくれた佐久間(宣行)さんが「すごいストロングスタイルだね」とおっしゃってまして。たしかにその通りだと思いましたし、それをやりきった達成感や楽しさは自分の中で残っていますね。
――昨年のライブに際して、ネタを作ったり、練習したりする、いわゆる準備期間はどれくらいかけていたのでしょうか。
岩井：1カ月ぐらいですね。
――澤部さんはどのタイミングで岩井さんの書いたネタを渡されましたか。
澤部：1～2週間ぐらい前です。ネタ合わせは当日で、岩井に負担がデカいネタもあって、大変そうだったのを覚えています。ギリギリまでネタ覚えて、しかも叫ぶシーンのあるネタだったから、本番前に喉が飛ぶんじゃないかと心配しました(笑)。
――あえてネタ合わせを当日にしている理由などあるのでしょうか。
岩井：前々からネタ合わせしても結局、一緒なんですよ。直前で入れないと覚えられないし。大体机の上で完成させられるので。
――澤部さん的には早くネタが欲しいという思いもあるんですか。
澤部：それはもう諦めました(笑)。まあ、すぐにネタをもらって新鮮な状態でやりたいっていう気持ちもありますし、長年そのやり方に慣れてきちゃっているんですよね。
今回の単独ライブは“配信なし”「伝わる熱が違う」“生”にしかない魅力
――今回の単独ライブでは前回と異なり、配信がないようですね。
岩井：それは生のほうが面白いですし、配信のほうが面白いっていうことはまずないですから(笑)。
――なるほど(笑)。それに加えて、客前でパフォーマンスをすることに魅力を感じているという部分もあるのでしょうか。
澤部：そうですね。昨日も事務所のライブがあったんですけど、久しぶりにお客さんの前でネタをやれて気持ち良かったです。テレビのネタ番組にも観覧のお客さんはいますけど、やっぱりお金を払って見に来てくれてるお客さんとは伝わる熱が違うというか。どんどん相方がノッていくのもわかるし、自分も知らないうちにノッてきてる。そんな瞬間に痺れるんですよね。
出演者：ハライチ
会場：東京・LINE CUBE SHIBUYA
公演日：2022/10/23
開場：15:00
開演：16:00
公演内容：ハライチのネタ、トークライブを開催！ゲストとしておぎやはぎが出演!
チケット状況：完売
