寺島らが現場での印象的なエピソードを明かす
また「現場の印象的なエピソード」について聞かれた寺島は「ナースハウスという療の中では、結構みんなで和気あいあいと、いつもおいしいご飯をいただきながら、お芝居するシーンが多かったですけど、野呂さんがよく食べるんです(笑)。そんなに無理しなくていいんだよと言っていたのですが、(野呂に)よく聞くと無意識に食べちゃうんですって。お芝居なのかな…?と思っていたら無意識だと聞いて驚きました」と激白。
それには野村アナも驚いたようで、「え?(お芝居としてではなく)本当に食べてらっしゃるんですか?」と目を丸くする。野呂は少し照れ臭そうにしながらも「この間はエビフライをたくさん食べ過ぎて胃もたれを起こしました…! 本当においしくて手が伸びちゃったんです」と劇中に出てくる料理のおいしさを熱弁した。
“中井貴一小話”が話題に
そんな野呂が「雰囲気がすごく楽しくて会話が弾んで食べちゃうみたいな時、“あるある”じゃないですか?」とキャストに問い掛けると、一同は「ないない」とやんわりと否定。「え?“ないない”ですか? 岡田くんはこうやって(会見で)見るとスターなんだなと。『撮影の時はすごく笑って過ごしてたのに…』と思うくらい今はきちんとしています。ドラマに慣れていない私にすごく気を使ってくれたので『ありがとう』という気持ちでいっぱいです」というほっこりするエピソードを披露。
さらに「食卓のシーンで巻き起こる“中井貴一小話”というのがあるのですが、それがめちゃめちゃ面白くて、みんなで何日も引きずってしまったこともありました」と発言すると、小首をかしげる中井。「自分では(小話をしているという)意識が一切なくて…逆に怖いなと(笑)。え、俺小話?」と野呂を見つめ、その後「小話って何? 『○○と掛けて~』ってやつ?」とボケ、野呂が「いや、それなぞかけです(笑)」と突っ込み、会場からは笑いが起こった。
宮本も印象深いエピソードに「食卓のシーン」を挙げた。「狭いテーブルで、岡田さんと中井さん(※どちらも身長180センチ超え)の肩がふれ合うくらいの近さでご飯を食べられているのを見ることができるのはこのドラマでしかないことだと思うので、そこが見どころかなと思います!」とにこやかにコメント。
泉澤が大先輩・中井からもらった試練
泉澤は「ナースステーションにいる時に、僕が歩さんと静さんを振りむかせるというシーンのテストがありまして、中井さんがふいに『俺、振り向かないからな』と言ったんです。僕にはそれがせりふを言って振り向かざる終えない芝居をしなさいということだと受け取り、『お、試されてるな!』と思ったんです(笑)。
ここで大先輩に臆して負けたらだめだなと思って頑張ってはみたんですけど、負けました…。本当は振り向かせるためにお二人をけなさなければいけなかったのですが、振り向かせるために褒め称えてしまいました。そこが少し悔しかったですね。でも本番ではちゃんと振り向いてくださいました!」と悔しさをにじませた。