偏見を改められるようなドラマに
「この作品に携わったことで気が付いたことは?」と聞かれ、安達は「普段生活していて患者としていった場合、私たちは看護師さんとは処置をしてもらう時しか接点がないんです。でもその裏では、事務的なことや私たちが知らない仕事を多くこなしていることが分かって、とても大変な仕事ですし、皆さん命に関わる仕事をしてらっしゃるので、感謝だなと感じながら(芝居を)やっていました」と打ち明ける。
一方、恒松は「ナースの仕事は力仕事が意外と多く、男性のナースの存在がすごく助かったり、女性だけの職場よりも男性がいた方が穏やかになったりするというお話を聞いたりしたので、『男性のナース』の大切さを学びました。視聴者の方々も『男性ナース』に偏見を持つのではなく、認識を改められるようなドラマになっているのかなと思っています」とコメントした。
岡田は「ナースの仕事というのは本当に大変なお仕事でして、ドクターといわれる方々というのは、患者さんと接する時間が全然違うんです。ナースは患者さんと接する時間が長い分、患者さんのことをより深く知ることができ、(患者さんが)どういうふうに考えているのか、どういうふうに病と向き合っていくかを考えて、一緒に歩んでいく仕事なのだなと思いながら演じさせていただきました」とナースという仕事への尊敬と感謝の思いを語った。