SNSで人気急上昇!謎に包まれた“イケボ声優”くっきーたんとは!?
芸能人とファンをつなぐ、無料のインターネット・テレビ番組「生テレ」。その「生テレ」内で実施されたスペシャル企画「3月ドリームステージ」が、3つのショートステージに分かれて開催された。全期間にわたり多数の女性タレントがランキングに名を連ねる中、男性声優・くっきーたんが2ndステージでは2位、3rdステージでは見事に1位を獲得する快挙を成し遂げた。
「3rdステージの特典である、ニコニコ本社内『ニコぶくろスタジオ』での生放送(5月14日時点)を終えたばかりなのですが、それでも2ndステージ特典の“『ザテレビジョン』に僕の記事が掲載される”という実感は、正直今のところありません(笑)。生テレでの放送はことしの2月から始めさせていただいているのですが、実際の『ドリームステージ』で僕が上位に入れるとは思ってもいなかったので……実際に記事が載っているのを目の当りにしたら、きっとびっくりしちゃうと思いますね」
16歳の時に「ニコニコ動画」にて放送を始めて以降、徐々にYouTubeや同人音声へと活動範囲を広げていったくっきーたん。その一方で、ネット放送をはじめたきっかけは高校生らしい単純なものだったと教えてくれた。
「僕はもともと『ニコニコ動画』で放送を行っていたんですけど、始めたきっかけは本当にしょうもない理由でしたね(笑)。放送を始めるまでは、友達と一緒になってネットゲームにハマっていたんですけど、その子がちょうど『ニコニコ動画』を利用していたんです。当時は『ニコ生』配信が始まったばかりで、友達から『やってみたら?』と言われて軽いノリで始めたのが最初ですね。でも放送を続けていくにつれて、自分の配信スタイルが固まらず悩むようになってしまって。何を放送したら見てくれる人が増えていくのか試行錯誤を繰り返したり、放送したくない時期もあったり……そんな低迷期を経て、いまの放送スタイルが出来上がったという感じですね。だから『ニコぶくろスタジオ』での生放送の時に、ファンの方が足を運んでくださったのはすごくありがたかったです! ファンの方がいてくれると、頑張ろうって気持ちにもつながりますし、挑戦的なことを言ってもある程度はノッてくれる(笑)。ちょっと失敗してもそれを笑ってくれるから、大丈夫なんだって思えて安心感を感じます」
その後、番組内での声劇やセリフ読み等を通じて、声で演じることの影響力に魅力を感じたというくっきーたん。現在では生テレのほかツイキャス生放送やYouTubeへの動画投稿を行いながら、アニメ作品やドラマCDへの出演を果たすため、日夜勉強中だという。
「アニメは本当に出たいです! アニメ作品とドラマCDに出演することが直近の目標なので、そこをひとまずクリアしていきたいですね。家でもアニメを見ながら声当てをしてみたり、セリフを2秒くらい後追いで読んでみたり……セリフを覚えながら読みながら、自分のものになるよう勉強をしています。それから今後の活動としては、ニコ生でもツイキャスでも声劇というジャンルを、もっと広めていきたいっていう思いが強いですね。声劇というジャンルはネットの中でもまだまだ認知されていないので、たくさん見てくれる人を増やして、声劇イベントができたら嬉しいです!」
6月15日には誕生日を迎えるが、生テレで何か特別企画として挑戦したいことはあるのだろうか。
「誕生日ということだけに限らず、新しいことは取り入れていきたいと思っています。今の放送スタイルだと、企画をルーティンしていくだけになってしまうような危機感も覚えているので、何かしら普段と異なる回は作っていきたいですね。例えば……料理を作る! 僕はカルボナーラが得意料理なんですけど、実はそれしか作れない(笑)。それしか作れないんですけど、生テレ内でお菓子やデザートを作って食べるのをやってみたいですね。あとは、旅配信のような野外ロケもやりたいです。ピクニックのような感じで(笑)。外での放送だと、画質や通信環境など越えなければならない壁は厚いのですが、やれたら楽しいんじゃないかと思っているので、ぜひ挑戦してみたいですね。マスクを外すのは……いつになるでしょう?(笑)。マスクについては、外すタイミングまで楽しみにしていてほしいですね(笑)」
竹内巴里