10月23日放送の日曜劇場「アトムの童」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系※第2話は夜9:00-10:09)第2話で、かつては那由他(山崎賢人)の親友で、共に“ジョン・ドウ”としてゲームを作っていた隼人(松下洸平)が、宿敵・SAGASに入社した理由が明かされた。そして、隼人の想いを知った那由他は隼人と友情を復活させ、熱い友情に「ヤバい、これは泣く」「男の友情って素晴らしい」と感動する視聴者続出だった。
6年ぶりのゲーム作りで行きづまる那由他
この作品は、ゲーム業界を舞台に、全てを奪われた若き天才ゲーム開発者・安積那由他が、その巨大資本の企業に立ち向かう、世の中のすべての挑戦者たちに贈る、熱い下剋上バトルストーリー。と共に、周囲の人々とかかわりながら那由他が成長していく物語でもある。令和4年度(第77回)文化庁芸術祭参加作品。また、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて世界配信もされている。(以下、ネタバレを含みます)
アトム玩具に加わった那由他は、6年ぶりにゲーム作りを始めた。だが、発表には「“ジョン・ドウ”の名前は、特別な想いがあるから使わない」と言う。ネームバリューを期待していた社員たちは残念がるが、那由他は「ちゃんと最高のゲームを作るから!」と、彼らを安心させる。
その言葉通り、彼は今までに無いアプローチのゲームを思いつくが、アイデアが行きづまってしまった。那由他には相談できるパートナーが必要だと考えた新社長の海(岸井ゆきの)は、彼に、かつて“ジョン・ドゥ”として那由他と共に活動していた隼人に相談することを提案するが、那由他は「アイツとは二度とやらない。隼人を呼ぶなら(ゲーム開発を)やめる」と、断固拒否。理由がわからない海は腹を立てる。
顔を合わせた途端、険悪な雰囲気の那由他と隼人…
隼人に替わるパートナーを探しにゲームイベントにやってきた海と那由他は、そこで隼人と鉢合わせ。顔を合わせた途端、口ゲンカになり、険悪な雰囲気に…。那由他はイベント参加をやめて帰ってしまった。会場に残された海は、隼人に、那由他がアトムで働いていることを告げると、彼は「ゲームを捨てたはずのヤツが、今は大好きだった会社で大好きなゲームを作ってる…いい身分ですね」と嫌味を言って、会場を出て行った。
海はそんな彼を追いかけて、那由他がアイデアに行き詰っていて、相談できる人間が必要だ、と話すが、彼は聞く耳をもたない。だが、那由他が作ろうとしているゲームを見せると、食い入るように見つめた後、思わずアドバイスを口にしてしまう。海からそのことを聞いた那由他は、「あんなヤツのアドバイスなんて死んでもきくか!」と言いながらも新たなアイデアが湧いてきて、ゲーム作りは一気に進んだ。
那由他と隼人は一緒に居るべきだと思った海は、ネットカフェの森田(岡部大)に仲たがいした理由をききに行く。森田から語られた理由は、哀しく重いものだった。
Happinet
Happinet