梅原裕一郎、ラブコメの魅力は「現実の延長線上にあるところ」全世界へ拡大するアニメ人気に感じる喜び

全世界配信が進む日本アニメ。影響に喜び

梅原裕一郎撮影=曽我美芽


──「ロマンティック・キラー」はNetflixシリーズとして全世界で配信されます。アニメの市場が世界に広がっていることについて、演じる側としてはどんな思いがありますか?

演じているとき「世界に向けて」ということを意識しているかと聞かれたら、していないのですが、実際にいろいろな作品が海外で人気だという話を聞くと単純にうれしいですね。以前、海外で働いている高校の同級生から、日本のアニメを見て日本語を覚えて、日本企業に就職したいと思っている現地の人がすごく多いという話を聞いたことがあって。その流れでなぜか僕がすごく感謝されまして、役に立っているならよかったなと(笑)。「ロマンティック・キラー」のアフレコ中にも、スタッフさんから、今は世界的にラブコメアニメの人気があるという話を聞きました。確かに韓国ドラマなどではラブコメが人気なイメージはありますけど、アニメでも人気や需要があるというのはうれしいなと思います。

──ラブコメを演じる上ではどういうところに面白さを感じますか?

現実の延長線上にあるところですかね。想像しやすいというか、身近に起こりうるリアル感があって、見ていて共感する部分があるのがラブコメの魅力なのかなと思います。まぁ、「ロマンティック・キラー」は現実からかけ離れた部分もありますが(笑)。

■取材・文/小林千絵
撮影/曽我美芽

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