川村壱馬(THE RAMPAGE)が、10月29日に都内で開催された映画「貞子DX」公開“怨霊”(御礼)舞台あいさつに登壇。小芝風花、黒羽麻璃央、池内博之、木村ひさし監督、そして貞子と、それぞれハロウィーンのシーズンにちなんで劇中で演じるキャラをイメージした衣装でトークを展開した。
川村は自称占い師役
同作は、「見た者が必ず一定期間ののち死に至る」という“呪いのビデオ”をキーに、呪いがビデオを介して拡散される恐怖を描いた最恐ホラー映画の最新作。現代社会に適応し、SNSで“拡散”される貞子の呪いと、“呪いの方程式”を解明しようとする主人公たちの対決を描いた、超体感型＜謎解き＞サスペンスホラーだ。川村は、自称占い師・前田王司を演じている。
上下ホワイトの“王子様”のような衣装で登壇した川村。小芝から「一番役に合ってる！」、黒羽からも「その格好似合う人いないよ」とツッコまれると、川村は「グループ活動しているときはこういうのあるんですけど…」と照れ笑い。
さらに「今からすぐに歌い出せそう…」(小芝)、「冬のいい感じの曲を聴きたい。バラード調の」(黒羽)といじられ、川村は「ヤバいっすね(笑)。自称占い師(の役)ということで、役衣装はこれより結構クセ強かったんです。ちょいダサめというか。逆に今日は本気出してきました」とニヤリとし、会場から拍手が起きた。
今回はかなり個性的なキャラクターを演じている川村。劇中で披露しているポーズについては「監督さんに現場でご指導いただいて、いろいろと言っていただいて生まれました」と明かし、「監督さんとの現場でのセッションが多かったですし、監督さんや皆さんありきのキャラクターだと思います」と、あらためて監督と共演者に感謝を込めた。
ラーメンはしょうゆ？トンコツ？
今作のキャラクターは個性派ぞろいということにちなみ、共演者の“クセ強”エピソードを聞かれた川村は「いかんせん自分の役のクセがすご過ぎたんで…」と前置きしつつ、「麻璃央さんが、なかなか食の趣味が合わないんです。好きなラーメンの味の話とか、3人(小芝と黒羽と)でしていて、いろんなものが一人だけ外れるんです」と語る。
それに対し、納得のいかない様子の黒羽は「ちょっとそれは語弊があるな(笑)。僕が悪いみたいだけど。違うんですよ。じゃあ、皆さんやります？貞子もね。『ラーメンと言えば？』好きなものじゃなくて、王道」と会場を巻き込んで調査することに。
すると小芝と川村と貞子は「トンコツ」、黒羽と池内と木村監督は「しょうゆ」。ただ、会場は圧倒的に「しょうゆ」が多く、川村は「あれ？俺らの方がクセ強かった…。すみませんでした」と苦笑いしていた。
なお、映画「貞子DX」は全国公開中。
◆取材・文・撮影＝ブルータス海田
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全国公開中
配給：KADOKAWA
(C)2022『貞子DX』製作委員会
