――内藤さんとのエピソードもお聞きしたいです。
内藤さんとは、久しぶりに共演させていただき、休憩時間にいろいろなお話をさせていただきました。
僕が出演していない話数のストーリーではあるのですが、「今シーズンの科捜研の『科学』はこうなんだよ」という作品自体の座標を教えてもらったことで、より作品への理解が深まり、すっと作品になじむことができました。その座標というのは、これから話数を重ねるごとに皆さんに感じていただければなと思います!
あとは内藤さんの年齢に驚きました(笑)。「内藤さん、おいくつになったんですか?」とふと聞いたら、「67!」と元気よく答えられて、「内藤さん、67なんですか!?」と思わず聞き返してしまいました(笑)。67歳にはとても見えないですし、内藤さんはいつまでたっても若々しかったです。
――今後、なりたい俳優像などはありますか?
僕にとって演じることはとても楽しいこと。そうでなければ20年以上も、俳優というお仕事を続けていません。今後、日本の映画や舞台もやるので、海外の作品に出られる機会があれば現場やその舞台裏などを見てみたいなという思いがあります。
一回も海外の方とお仕事をしたことがないというわけではないのですが、日本のお芝居の中で海外の方とお仕事をしてみたいですし、逆に海外のお芝居にも参加してみたいです。
俳優像といわれるとちょっと難しいのですが、自分を求めてくださる場所があるのならば、どんなことでも作品でも挑戦したいです。
――お話されている最中、すごく笑顔がすてきで本当にお芝居が好きなんだなということが伝わってきました。
もちろん大変なこともあるのですが、ここ最近、改めて物作りに対して、「もっと煮詰められるものがあるのかな」と考えることができ、ちょっとした心の変化もあったので、これからも自分なりに頑張っていこうと思います!
――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
長年続いている「科捜研の女」ですが、今回のシリーズでは今までの「科捜研の女」にはない、少し変わった所がいくつも存在します。そんな部分に着目しながら、僕が演じた奥居と、マリコ率いる科捜研チームとどのように関わっていくのかにも注目して見ていただけたらうれしいです。
ある意味、奥居もマリコたちと同じ「科学」を扱う側の人間ではあるので、いつ出てくるのか分からないくらい、また「科捜研の女」に出られたらと思っていますので、奥居への応援をよろしくお願いいたします!(笑)。 そして、まずは第3話をぜひ楽しんでください!
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