ナイツ塙宣之“助成金”問題で文化庁から激怒「一言一句、覚えてます」<しくじり先生>

漫才協会・副会長の塙宣之、常任理事の土屋伸之からなるナイツが登壇した、過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(毎月第1~3金曜夜9:00-9:30、第4金曜テレビ朝日地上波放送終了後~/ABEMA SPECIALチャンネル)の10月28日の放送では、“漫才協会のしくじり授業”第2章、塙が師匠たちの期待を背負い、理事にされてからの奮闘と改革について授業で、組織の伝統を守り、未来へつなげるための教訓を学んでいった。
10月21日の授業では、ナイツが漫才協会に加入後、流行にあやかろうとする師匠たちにふり回された若手時代の苦悩を告白し、さまざまな失敗を経験しながらも、“浅草”という個性を武器に変える決心し、塙が史上最年少理事になるまでをふり返った。
“漫才協会のしくじり授業”第2章
塙が理事になって5年が経った2012年頃には、師匠たちの高齢化問題が深刻化し、協会の看板である師匠たちが減っていってしまうという存続の危機に直面する。
そこで塙は、「僕が主導して、けっこうな改革を行いました」と前置きし、「M-1グランプリ」ファイナリストにもなったことがあるU字工事を漫才協会へスカウトし、電撃加入が決まったのだと語った。また、U字工事をスカウトした理由について、塙は「『一生、漫才やりたいよね』みたいな話を、よく楽屋でしていた」「師匠たちからぜったい好かれるだろうというところ」と明かした。U字工事の加入後、東洋館は“満員御礼の大にぎわい”となり、「ほかの芸人さんをスカウトする際、『U字工事も入ったよ』ということで、格段にスカウトがしやすくなった」と事態が好転し始めたと語ったナイツだった。
しかし、盛り返しをはかり、漫才協会が活気づいてきた2017年、協会の存続をおびやかす最大のしくじり“助成金申請もれ事件”が発生する。
漫才協会は、劇場等が行う実演芸術の創造発信や人材養成の活動などを、文化庁が助成する「文化芸術復興費補助金」で運営していたにもかかわらず、毎年、申請を担当していた師匠たちが、その年はなぜか「忘れちゃった」のだとか。急ぎ行われた理事会で、とある師匠が「オレ、議員、知り合いいるよ」「議員に言っておくよ」と発言していたと言い、その師匠が知り合いの議員にかけあってから1週間後、塙は文化庁に呼び出され「裏から圧力をかけないでください」と激怒されるという事態に追い込まれてしまったと激白する。塙はそのときをふり返り、「めちゃくちゃこわかったです」「一言一句、覚えてます」と顔を青ざめさせ、文化庁の担当者から「永田町に圧力かけました?」と言われ、その問いに「ななななんのことでしょうか?」とあわてふためいてしまう。結局、その年の助成金は当然もらえず、貯金を切りくずしながら、なんとか乗り越えたのだと明かした。

「しくじり先生 俺みたいになるな!!」
毎月第1~3金曜夜9:00-9:30/第4金曜地上波放送終了後~ABEMA SPECIALチャンネルにて放送
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(※放送後1週間、無料視聴可能)
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【テレビ朝日】
毎月第4金曜深夜0:50-1:20
https://www.tv-asahi.co.jp/shikujiri/
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