STU48の岩田陽菜の10代最後の姿が収められ、初めて挑んだ“肌見せ”も話題となっている、発売中の1st写真集「選べないクレヨン」。地元の山口県を中心に撮影された同書は、岩田自らが事前に撮影したい内容の資料を作成し、共有したという渾身の一冊。撮影の思い出や見どころ、初挑戦したエッセーに込められた思いなどを彼女に聞いた。
命を懸けてこの写真集を作るぞ
――まずは写真集の発売が決まった時の心境を聞かせてください。
写真集を出すのは夢にしていましたが、選ばれたメンバーにしか出せないと思っていたので、驚きが大きかったです。「すごい! 私が選ばれたんだ!」という感動と同時に、「命を懸けてこの写真集を作るぞ」という気持ちを持ちました。
――どんな準備をしましたか?
それまでは行ったことのなかったジムに通い始めました。それから、写真集について希望を聞いてくださったので、私はどんな写真集にしたいんだろう、とたくさん調べたりしました。
――自ら資料を作ったと聞きました。
そうなんですよ。撮影したい場所と撮影したい内容、構成とかを文字と写真でまとめて、参考URLを載せたりした資料を5枚くらい用意しました(笑)。
――普段から仕事に関しては入念な準備をするタイプなんですか?
いや、ここまでは今回が初めてです。やっぱり写真集を自分で出すとなったら、私のやりたいことをいっぱい書いちゃおうと思って。
ウサギの気持ちになれて楽しかった
――特に撮りたかったシチュエーションは?
東京のかわいいスタジオでかわいい服を着て写真を撮るというのが一番やりたかったことなんですが、それは最後のページでかなえることができました。
――ウサギの格好をしている写真ですね。着てみてどうでしたか?
楽しかったです。私のために作ってくださったスタイリストさんの手作りで、ファンの皆さんの間でも「この衣装が一番結構好き」と言ってくださる方が多いんです。自分でもウサギを飼っているので、ウサギの気持ちになれて、すごく楽しい撮影でした。
――ウサギの気持ちになれたんですね。では、自宅のウサギとの関係性にも変化があったり?
変わりましたね。「ウサギになったよ!」って言ったら、「そうなんか」みたいな目で見られました(笑)。
――ちなみにウサギってなつくんですか?
なつきますね。足の周りをウロウロとついてきます。すごくかわいいです。