瀧本美織“沙帆”の表情にゾクッ
そんななか、陽佑に凪沙と付き合いたいと打ち明けた昊汰。凪沙との関係を教えるように言われた陽佑は、9年前の出会いと別れを語った。
別れについては、ここで初めて明らかに。凪沙の前から突然姿を消したのは、凪沙が16歳で、しかも絵画教室ではあったが陽佑の教え子だったことで、絵画教室の運営者に「彼女の将来も考えろ!」と言われたのがきっかけだった。
そんな陽佑にいまのはっきりしない態度が多くの人を傷つける「偽善者」だと責める昊汰。
しかしそれは昊汰の計画だった。好意を寄せている沙帆に“ご褒美”目当てで協力しているも、「捨て駒で終わるなんて冗談じゃない」と考えついた昊汰は、陽佑が凪沙を選べば、自分が沙帆と…と思っていた。
沙帆のいる家に戻った陽佑は凪沙が出て行ったことを知り、沙帆に別れを告げた。沙帆を6年前に傷つけたことで一生かけて償おうと思っていたが、「それは愛じゃない」と陽佑。そして凪沙を探しに家を飛び出した。
凪沙を見つけ、「もう自分の気持ちに、うそはつかない」と言った陽佑。そこに駆け付けた沙帆は「ふざけないで!」と威圧感のある声で叫んだ。まさに“鬼の形相”といった沙帆の顔つきは、ゾクッとさせられた。
4人のさまざまな思いが交錯していく。沙帆と陽佑の間に起きた“6年前”の出来事と、沙帆の日記に書かれていた“10年前”から凪沙を憎み始めた原因も気になるところだ。
SNSでは「もう怖くてしんどい」「寒気してきた」「こわすぎい けどこれくらいドロドロの方が面白い」といった投稿がされ、恐怖を覚えながらもますます見逃せない展開となっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部