吉沢亮が明かす、中川大志に感じた“悔しさ”「僕もボケたいって…」<「ブラックナイトパレード」連載 Vol.1>

2022/11/25 06:05 配信

映画 インタビュー 連載

吉沢亮撮影=玉井美世子/スタイリス ト=九(Yolken)/ヘア&メーク=西岡達也 (Leinwand)/プロップスタイリスト=ORIN

良い子には赤いサンタが、悪い子には黒いサンタがやって来るという実在の伝承を基に、“ブラックサンタ”として働く青年たちのドタバタを描いた映画「ブラックナイトパレード」が、12月23日(金)に公開される。本作は、「聖☆おにいさん」などの漫画家・中村光の同名コミックを、福田雄一監督が実写化したクリスマスコメディ。主人公・日野三春を演じる吉沢亮に、撮影秘話や福田組への思い、そして共演者・中川大志へクリスマスプレゼントをあげるとしたら?…などさまざまなことを聞いた!

「ボケる役が多かったので、ツッコんでいく役は新鮮だった」

「ブラックナイトパレード」ビジュアル(C)2022「ブラックナイトパレード」製作委員会 (C)中村光/集英社


――まずは、吉沢さんが演じた三春の印象を教えてください。

三春はすごく周りに振り回される男の子。これまで福田組ではどちらかというとボケる役が多かったので、周りに振り回されながらツッコんでいく役は新鮮でした。そして相手を受けての芝居だったので、すごく大変で難しかったです。周りの人の芝居を見て、反応して、演じました。

「やはり福田監督の現場はずっと笑いがあって楽しい」

吉沢亮撮影=玉井美世子/スタイリス ト=九(Yolken)/ヘア&メーク=西岡達也 (Leinwand)/プロップスタイリスト=ORIN


――福田監督とはミュージカル「プロデューサーズ」以来、約2年ぶりとのことですが、久しぶりの福田組はどうでしたか?

やはり福田監督の現場はずっと笑いがあって楽しいんです。普通のコメディー作品ともまた違った雰囲気というか。基本、コメディー作品は真面目にやればやるほど面白くなると思うのですが、福田作品は役者が全力でふざけたのを監督が受けて、しょうもない笑いに変えてくれるところがあって。真面目に役を演じるというより、役者の気合で笑わせにいく感じです。だから、ボケのときは家でいろんなボケを考えて、本番で見せる楽しみがあるんです。ただ今回は、僕にはそれがなく。すごく気合の入った(中川)大志が全力でボケているのを横で見ていて、ちょっと悔しくなりました。僕もボケたいって。ボケると三春ではなくなってしまうんで、ガマンしましたが(笑)。

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