11月30日、ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックは、シンガポールの象徴でもあるマリーナ・ベイ・サンズで豪華スターも登場したプレスおよびパートナーイベントで、主要スタジオの今後の映画、シリーズ作品から、ディズニープラスおよびDisney+ Hotstar向けのアジア太平洋地域(APAC)のオリジナル作品まで拡大するラインアップを初披露した。
50作超のコンテンツが紹介
50作品を超えるディズニーの2023年の劇場公開作品、および動画配信コンテンツが、数百人以上の海外メディアやパートナーに公開。韓国の新作ドラマ、「カジノ」、「コネクト」、「コール・イット・ラブ(原題)」、日本からは、「House of the Owl(原題)」、「ガンニバル」、「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」、インドネシアからは、「ティラ(原題)」、「ウェディング・アグリーメント ザ・シリーズ シーズン2(原題)」、「リサズ・ジャーナル:フロム ダヌール ユニバース(原題)」などの作品から出演者や監督などがゲストで登場。
今年2022年9月に米・アナハイムで開催された「D23Expo」で初公開されたグローバルなテントポール作品も含め、豊富なラインアップが紹介された。
以下、ラインナップの一部を抜粋。
●マーベル・スタジオ:「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、「ザ・マーベルズ(原題)」、「シークレット・インベージョン」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3(原題)」、「ロキ」シーズン2
●ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ:「ウィッシュ」、「イワジュ(原題)」
●ピクサー:「マイ・エレメント」、「ウィン or ルーズ」、「エリオ(原題)」、「インサイド・アウト2(原題)」
●ディズニー:「ホーンテッドマンション(原題)」、「リトル・マーメイド」、「スノー・ホワイト(原題)」、「ムファサ:ザ・ライオン・キング(原題)」、「ピーター・パン&ウェンディ」
●ルーカスフィルム:「マンダロリアン」シーズン3、「アソーカ(原題)」、「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2、「スター・ウォーズ:ビジョンズ」第二弾、「アコライト(原題)」、「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作
「東京リベンジャーズ 聖夜決戦編」配信決定
また、ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックは、日本の大手出版社、講談社との長年にわたる戦略的協業を拡大し、アニメ作品を配信することを発表。
今回の合意により、講談社が生み出す人気漫画を原作とするアニメ作品をディズニーの動画配信サービスにて配信することになり、第一弾として、2023年1月(予定)から、「東京リベンジャーズ 聖夜決戦編」を国内ではディズニープラスにて定額制動画配信(SVOD)で見放題独占配信、海外では、ディズニープラス、Disney+ Hotstarにて、見放題世界独占配信。
ウォルト・ディズニー・カンパニーAPACオリジナルコンテンツ、エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 代表取締役社長 キャロル・チョイ(Carol Choi)は「アジア太平洋地域発の物語が、次の100年において重要な柱となることが私たちの願いです。APACからの精選されたコンテンツは、ウォルト・ディズニー・カンパニーが誇る比類なきストーリーテリングとクリエイティブ・エクセレンスの重要な一部であり、この地域から優れたストーリーテリングを世界に向けて紹介できることを楽しみにしています」とコメントした。
国別に注目作品を紹介
<日本作品>
●「東京リベンジャーズ 聖夜決戦編」
講談社と戦略的協業拡大によるアニメ作品の配信第一弾となる、「東京リベンジャーズ」シーズン2、「東京リベンジャーズ 聖夜決戦編」。元不良の武道(たけみち)は偶然身につけたタイムリープ能力を使い、中学時代の恋人が犯罪集 団東京卍會に殺されるのを阻止しようとすることで、彼の周りの者たちの運命に影響を与えていく。
●「PHOENIX: EDEN17」
伝説的漫画家手塚治虫の「火の鳥」を「鉄コン筋クリート」のSTUDIO4℃がアニメ化。ロミとそのパートナーは終末を迎えつつあった地球を離れ、新たな生活を始めるべく惑星エデン17へと向かう。しかしその惑星の生命は既に絶滅していた。人生をやり直すべく二人は奮闘するが、辛いことの連続により、ロミはさらに苦労を強いられることとなる。
●「SYNDUALITY」
バンダイナムコグループによる新規大型SFプロジェクトの一環として発表されたアニメ「SNDUALITY(シンデュアリティ)」。浴びれば死に至る猛毒の雨≪ブルーシスト≫。人類は100年以上の時を経て、克服へと近づいていた。荒廃した世界に点在する集落≪ネスト≫で力強く生きる者たちのそばには、人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド≪メイガス≫の姿があった。そして、ある日。記憶を失ったまま眠りについたメイガスが、目覚めの時を迎えた――。
●「村井の恋」
乙女ゲームの“推し”キャラクターに本気で恋をする教師と、その教師に恋をして猪突猛進にその感情をぶつける男子生徒の恋愛模様を描いたノンストップ・ラブコメディ。
●「Project BULET/BULET」(仮)
ディズニープラス オリジナルシリーズとして、配信が決定した完全オリジナル作品。劇場版作品の世界的ヒットを受け、国内外問わずいま最も注目を集めるクリエイターの一人である朴性厚氏が、10年の構想を経て生み出したアイデアを原案とし、同氏が率いるE&H Productionがアニメーション制作を務める。
●「ガンニバル」
この村に、喰われる――。美しい村には、ある噂がある―この村では人が喰われるらしい…。主人公・阿川大悟は警察官としての信念を持って真相を探る内に、表向きは友好的な村人たちや村での何気ない出来事すべてに疑心暗鬼になり、やがて狂気の淵へと追いやられていく…。おかしいのは自分か、やつらなのか…“人間の本質”を暴く、全世界を震撼させる驚愕の結末とは。主演・柳楽優弥、鬼才・片山慎三監督、カンヌ受賞脚本家・大江崇允が贈る、閉ざされた村社会で常識が揺るがされるヴィレッジ・サイコスリラー超大作、登場。
●「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」
アニメで描かれる<ドラゴンライダーたちの世界>と、実写で描かれる<私たちの現実世界>―2つの世界を股にかけた、ディズニープラスが贈る日本発の壮大なファンタジー・アドベンチャーが登場。他人と少し違う自分に生きづらさを抱えていた女子高生のナギが出会ったのは、“ドラゴンライダー”たちが活躍する異世界からやってきた、“竜の声が聞こえない”落ちこぼれの少年・タイム。言葉も通じない2人が心を通い合わせ、やがて2つの世界を襲う危機に立ち向かってゆく…。どんなに世界に傷ついても、この世界の声を聴いて――冒険の果てに二人が見つけた“世界の真実”とは?
●「House of the Owl(原題)」
あらゆるスキャンダルを、センセーショナルな事件を、時にもみ消し、時に明るみにさらして解決してきた黒幕/フィクサー、その名も“フクロウ”こと大神龍太郎(田中泯)。「道筋を正すため」に暗躍を繰り返す彼の期待に反して、対極な生き方をする自由奔放で理想主義の息子、龍(新田真剣佑)。すべてを支配してきた黒幕が、政権を揺るがす事件の連鎖に対処する裏で、唯一操ることのできない“家族”の問題とどう対面していくのかー。大神龍太郎を田中泯、大神龍を新田真剣佑が演じる。
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