古川琴音が、2023年放送スタートの大河ドラマ「どうする家康」(夜8:00-8:45ほか※初回は15分拡大、NHK総合ほか)に出演することが発表された。松本潤主演、古沢良太が脚本を務める同ドラマは、誰もが知る徳川家康の人生を新たな視点で描く、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。
古川は、“乱世を見つめたミステリアスな歩き巫女”千代を演じる。本證寺の境内で神秘的に舞う巫女として振舞い、家康(松本)と空誓(市川右團次)が出会うきっかけをつくる。全国津々浦々を歩いてめぐる千代は、各地の情報を握り重要人物と通じているが、素性も狙いも、敵か味方かもわからない。家康とは不思議な縁で長き関係を結ぶ、という役どころだ。出演にあたり古川がコメントを寄せた。
――役柄説明を読んで、演じる人物の印象はいかがでしょうか。
役柄説明の通り、多くの謎に包まれたミステリアスな女性です。演じてみると、常に俯瞰して状況を判断し、自分の振る舞い方を変えたりと、したたかで賢い女性だと思い、それに徹している分、千代本人の意思はベールに覆われていて、どこか掴みどころのない、人間離れした印象があります。手応えを感じる余裕はないですが(笑)、魅力な人物を演じさせていただいているので今はとにかく頑張りながら楽しんでいます。
――大河ドラマ初出演ですが、オファーされたときの思いや、出演に当たっての意気込みをお聞かせください。
畏れ多くて、大河ドラマに出られるなんて夢のまた夢だと思っていました。何百年もの間、繰り返し語り継がれる偉人たちには、名前だけでも相当な念がこもっているように思います。実際に本を読んでみても、やっぱり人としてのスケールが桁違いで圧倒されました。その中でも、私が演じる千代は、伝承のみの実在不明の人物で、ほとんどオリジナルキャラクターですので、自由にそして力強く演じようと思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)